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デジタル鑑識の新たな一歩

デジタルデータソリューション株式会社は、2016年9月以来、デジタルフォレンジック分野に取り組み、様々な法的紛争や犯罪捜査におけるデジタルデータの収集・分析を行ってきました。このたび、同社は県警から感謝状を授与され、その業績を称えられました。

県警からの依頼

今回の受賞は、県警から依頼された故障した通信機器からのデータ復旧に関するもので、通常の復旧作業に比べ、はるかに難易度の高い案件でした。この作業は、暗号化されたデータの解析だけでなく、物理的に破損したメモリチップの復旧も含まれており、簡単に言えば「Sクラス」の難易度に相当します。つまり、日本でも稀有な特殊な事例と言えるでしょう。

デジタルデータソリューションは、これを約3週間という短期間で成功裏に完了させました。スピーディーな対応も評価され、県警の信頼を勝ち取る重要なステップとなりました。

熊谷聖司社長のコメント

感謝状授与式で、同社の代表取締役である熊谷聖司氏は、今回のプロジェクトの成功について次のように述べました。「非常に難しい事案でしたが、世界最高水準の技術と、それを扱える優秀なエンジニアが集まることによってこの成果を得ることができました。このような形で感謝状をいただくことができ、光栄に思います。」

熊谷氏のこの言葉には、デジタルデータソリューションが持つ技術力への自信と、今後さらなる技術開発に向けての強い意志が感じられます。

市場での実績

デジタルデータソリューションは、データ復旧における国内シェアで9年連続No.1の実績を誇っています。これまで116,289件の復旧案件を手掛けてきた同社は、今後もデジタルフォレンジック分野においても実績を増やし、公共セクターからの委託案件を拡大していくことを目指しています。これにより、技術力のさらなる向上と事業の発展を図る所存です。

会社概要

デジタルデータソリューション株式会社は、1999年に設立され、その後、データ復旧事業を中心に発展してきました。現在、東京都中央区に本社を置き、資本金7000万、74名の従業員を擁しています。事業内容はデータ復旧のほか、デジタルフォレンジック、データワランティ、データバックアップなど多岐にわたります。

同社は、「世界シェアNo.1」をビジョンに掲げ、日々新技術の研究・開発に取り組んでいます。デジタルデータに関連するあらゆる課題へのソリューション提案を通じて、社会への貢献を目指しているのです。

今後も、技術力を駆使し、デジタル鑑識の分野でさらなる進展を遂げていくことでしょう。

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