新たなデジタルの波を感じる『wataboku solo exhibition』
東京・新宿の伊勢丹本館6階にて、2024年1月24日から2月6日まで『wataboku solo exhibition』が開催中です。この展示では、今注目を浴びるデジタルアーティストwatabokuの独創的な作品が紹介され、来場者は彼のスタイルやテーマの深さを感じることができます。
wataboku(ワタボク)は、日本のイラストレーター兼デジタルアーティストであり、独特な記号性に重きを置いた作品で知られています。特に制服の女子高校生を題材にしたシリーズは多くのファンを魅了してきました。彼の背景には、多様な表現への挑戦があり、音楽や映像といった他分野にも積極的に関与しています。
彼は佐賀県鳥栖市出身で、個人情報はあまり明かさないことでも知られています。wataboku名義で本格的に活動を開始したのは2015年以降で、以来、彼の作品は国内外で広く評価されています。
注目の作品群
今回の展覧会では、彼の様々な技法を駆使した作品が並びます。アクリル、水彩、オイルペン、ジクレーなど、多様なメディアで表現されたアートは、41cm×41cmのサイズから大きな1000×1000mmの作品まで多岐にわたります。
代表作の一つ「排他 with you」は、見る者に強い印象を与えるアートです。アクリルや水彩を融合させた独特の色彩感覚と形状が際立ち、観る者の心に深く残ります。また、「目/目」と題された作品も、watabokuらしい感性が色濃く反映された一作です。
コラボレーションとメディアでの露出
watabokuは、そのアートだけでなく、商業面でも活躍の場を広げています。2022年度のyohji yamamotoのS/Sコレクションではコラボレーションを果たし、専門学校モード学園のCMや、人気バンド・緑黄色社会の「Mela!」のミュージックビデオも手掛けました。また、小説『十二人の死にたい子どもたち』の装画も彼の手によるものです。
このように、彼の作品はアートの域を超え、多様な文化やアートシーンで活躍しています。
展覧会の詳細
会場は伊勢丹新宿店本館6階アート&フレームで、開催期間は2024年1月24日(水)から2月6日(火)までです。展覧会の詳細に関しては、公式ウェブサイトをご覧ください。
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伊勢丹新宿店の案内はこちら
この収益がアートプロジェクトにもつながることから、多くの人々にとって意義ある展示でもあります。是非この機会を逃さず、watabokuの世界に触れてみてください。
問い合わせ先
主催は株式会社アートプリントジャパンです。詳細な情報はリストに掲載されている連絡先をご確認ください。アートの新たな潮流を牽引するwatabokuの魅力を、ぜひ直接肌で感じ取っていただきたいと思います。