新しい銀聯決済
2012-06-21 17:07:29
免税店が進化!中国人観光客向け銀聯決済サービス開始
免税店での新しい決済体験がスタート
日本の免税店市場に新風を吹き込む、株式会社ジェイティーシー(以下、JTC)の新たな試みが始まりました。全国に展開するJTCが、中国人観光客向けに「銀聯」決済サービスをモバイル端末で提供することとなりました。この新サービスは、2012年6月22日から全7店舗で利用可能となります。
背景と目的
訪日中国人観光客の増加に伴い、彼らの購買意欲も高まっています。特に、免税品の購入は、外国人観光客にとって大きな魅力のひとつです。JTCでは、従来の店舗内での銀聯決済に加えて、モバイル端末でも決済が可能になることで、利便性を向上させる狙いがあります。これにより、宿泊ホテルなど店舗外でも免税品を販売することができ、中国人観光客の購買動機をさらに高めることが期待されます。
モバイル決済の概要
導入されるモバイル端末は、日本ポステックが開発したもので、銀聯カードに対応しているため、観光客は中国国内と同様にスムーズに決済が行えます。これにより、観光客は免税品を購入する手段が増え、より多くの消費を促すことが可能になるでしょう。
JTCの店舗と提供商品
現在、JTCは別府本店、東京店、福岡店、対馬店、北海道店、大阪店、名古屋店の7店舗を運営しており、各店舗では家電製品や化粧品、地元の民芸品などを取り扱っています。特に、中国人観光客に人気の高い製品を中心に揃え、買い物をより楽しめる環境を整えています。
中国銀聯との提携
銀聯は、中国の中央銀行で設立された決済ネットワークであり、日本においても三井住友カードとの提携により、銀聯カードの利用が可能になりました。約31億枚の銀聯カードが発行されており、中国国内で非常に強い影響力を持っています。このような背景から、JTCが銀聯決済に対応することは、同店への訪問をより一層促進する要因となるでしょう。
期待される今後の展開
今回のモバイル決済導入により、中国人観光客の利便性は格段に向上し、銀聯決済の利用も増加すると見込まれます。JTCは、今後も日本ポステック、三井住友カードと連携し、さらなるサービスの向上に努める方針です。
免税店での新たな体験は、中国人観光客にとって買い物の楽しさを引き出し、さらなる訪日観光を後押しすることでしょう。これからの展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
三井住友カード株式会社
- 住所
- 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
- 電話番号
-
03-3459-4800