新たなクラウドファンディング『うぶごえ』の登場
2023年2月16日、クラウドファンディングの新サービス『うぶごえ』が正式に発表された。このサービスは、掲載手数料が0円という革新的な料金体系を採用し、誰もが簡単にクラウドファンディングを始めることができる環境を整えた。ユーザーに寄り添ったプラットフォームとして、利用者の初期衝動を形にする手助けをすることを目的としている。
システム概要
『うぶごえ』は、クラウドファンディングにおいて掲載者には一切の手数料を求めない。その代わり、購入者には決済ごとに330円のシステム利用料に加え、購入額の5%が必要となる。これにより、支援者と投資家の双方が満足できる仕組みを構築している。
また、クラウドファンディングプラットフォームでは一般的に見られる問題、すなわち複数の商品を同時に購入しづらい点も改善されており、カート機能を搭載。これにより、異なるリターンを同時に選ぶことが可能になる。結果として、掲載者にとってもより簡単でストレスの少ない運用が実現されている。
新たなプロジェクトの開始
『うぶごえ』のサービス開始を祝して、三つの注目プロジェクトも同時に立ち上げられる。まずは、持続可能性をテーマにしたアップサイクルプロジェクト「oops」。これは、廃棄される生地の端切れや工場から出る糸くずを利用して新たな布を作り出す試みで、デザインスタジオ「Ph.D.」が主導している。環境への配慮が重要視される今の時代、こういった取り組みは多くの支持を集めることが期待されている。
次に、高知県の地酒を楽しむバーチャル体験ツアー「#オンラインGoTo!酒飲み天国バーチャル高知まるごと体験ツアー」も魅力的だ。普段は訪れることのできない酒蔵をリモートで体験し、高知自慢の「かつおの藁焼き」と共に、地酒を楽しむという新しい形の観光スタイルを提供。これにより、県外にいる人でも高知の魅力を味わえることが可能になる。
そして最後に、お笑い芸人オジンオズボーンの篠宮暁氏が制作する「秒で漢字暗記ゲーム」の応援団を募るプロジェクトも注目されている。リズムに乗せた漢字学習を通じて、学びながら楽しむ新しいゲーム開発を目指す。このプロジェクトは、教育とエンターテインメントの融合を目指しており、多くの参加者が期待される。
企業のビジョン
『うぶごえ』の運営会社は2020年に設立された株式会社で、本社は東京・渋谷。代表取締役社長の岡田一男氏は「私たちはユーザーが持つ夢やアイデアを形にする支援をすることに情熱を注いでいます。『うぶごえ』はそのための最初の一歩です」と語っている。彼らのビジョンには、商品やサービスではなく、「人」と「夢」を重視した支援のあり方への強い思いが込められている。
持続可能な取り組みや新しい楽しびを提供する『うぶごえ』は、多くの可能性を秘めている。今後の展開が楽しみでならない。
公式ホームページでは、現在募集中のプロジェクトやサービスの詳細がご覧いただけるので、ぜひ訪れてみてほしい。この新しいプラットフォームが、多くの人々の初期衝動をカタチにする手助けとなることを期待したい。
会社情報
- - 本社: 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15F
- - HP: うぶごえ公式サイト
- - 設立: 2020年9月
- - 代表: 岡田一男