北海道初の取り組み
札幌新陽高等学校に、留学相談や情報収集ができる端末「留学コンシェルジュ」が導入されました。これは、海外留学エージェント「スマ留」を手掛ける株式会社リアブロードの最新プロジェクトです。このタブレットは、生徒が興味を持つ瞬間に合った情報とアドバイスを提供し、進路選択を後押しすることを目的としています。
導入の背景
多くの中学・高校では、限られた教員の体制の中で、生徒の海外進学に対する関心に対応している状況があります。札幌新陽高校の赤司前校長は、職員室に訪れる生徒に対し、十分なアドバイスができないこともあると述べています。このような課題に応えるために、学校内で生徒が自由に留学情報にアクセスできる環境を整える必要がありました。
「留学コンシェルジュ」の導入により、生徒は自らのキャリア選択を自発的に行うための支援が受けられるだけでなく、教員の情報収集負担も軽減されることでしょう。
校長のコメント
赤司前校長は、昨年12月に神田社長が同校を訪問した際に、留学に関心を持つ生徒が増えつつあることに言及し、教員以外の相談先が必要だと感じていたことを述べていました。その後、留学コンシェルジュの導入が実現し、感激の様子で「生徒の出会いと原体験がさらに広がることを期待しています」とコメントしています。
スマ留代表の思い
株式会社リアブロードの代表取締役社長、神田慎氏は、留学担当の教員が海外に行く必要がある状況を理解しています。この「留学コンシェルジュ」は、生徒が興味を持った瞬間に、まるで教員のように寄り添い、正確な情報と選択肢を届けることを目指しています。生徒が行動に移すサポートがあることで、より多くの生徒が海外への第一歩を踏み出せると確信しています。
「留学コンシェルジュ」とは?
「留学コンシェルジュ」は、以下のようなコンテンツを搭載したタブレット端末で構成されています。
- - 留学先別の費用情報
- - 留学経験者の体験談コラム
- - オンラインミーティング機能でカウンセラーと直接相談
- - LINEによるスマ留スタッフとのチャット相談機能
生徒は自分のペースで留学について学ぶことができ、必要な情報をその場で収集することが可能です。このような環境が整ったことで、主体的に留学を考える生徒が増えることでしょう。
無償提供について
留学タブレットの「留学コンシェルジュ」は無償で提供されています。興味を持つ学校担当者や教育機関の方々は、気軽に株式会社リアブロードに問い合わせることができます。
海外留学エージェント「スマ留」
年間利用者数9,000名以上を誇る「スマ留」は、シンプルな料金体系と低価格を実現した海外留学エージェントです。留学エージェントとしての信頼度と知名度が高く、多くの生徒に利用されています。詳細は公式サイトで確認できます。
札幌新陽高等学校の教育方針
札幌新陽高校では、生徒の主体性と創造性を育むための独自のカリキュラムが展開されています。探究学習や多様な活動を通じて、生徒が自らの道を切り拓く力を育成することを目标としています。
まとめ
留学コンシェルジュの導入により、札幌新陽高等学校は生徒の海外への道を広げる新たな一歩を踏み出しました。この取り組みは、生徒が自らの未来を切り拓く支援となるだけでなく、教員の労力軽減にも寄与するでしょう。これからも教育現場と緊密に連携し、海外留学を目指す生徒たちへの支援を続けていく所存です。