富山市に北信越最大級のボルダリングジム「leTruss」がオープン
2023年3月25日、富山市の大沢野地区に北信越最大級のボルダリングジム「leTruss」が開業しました。この施設は、ロープを使用しないボルダリングが中心で、幅広いクライミング競技に対応した最新のジムです。新しいジムのコンセプトは「一手先のカラフルな日常を」。地域住民やジム利用者はもちろん、業界全体に新たな彩りを与えることを目指しています。
このジムを開設したのは、平野電業株式会社。もともと同社は、送電線建設に役立つ人材獲得を目的にクライミング施設の管理を行っていましたが、地元での交流を深めるため、新たにボルダリングジムを築くことになりました。約150坪の広さを誇り、中央に柱が必要ないトラス工法を採用した木造建物が特徴です。この構造により、開放感あふれる空間が実現されています。
ジム内には、16面の壁面に豪華なホールドが配されており、クライマーたちの挑戦心を刺激します。また、2023年5月には、トレーニング用のキルターボードが導入される予定で、これは商業施設としては国内初の可動式設置となります。このような先進的な設備が揃ったボルダリングジムの新規建設は極めて珍しく、業界の中でも注目される存在です。
建物の木造設計は地元のカナディアンホームが担当し、クライミングウォールの施工は20年以上の実績を持つホッチホールドが手掛けました。さらに、店長には国体での優勝経験があり、関東で10年以上にわたりボルダリングジムのスタッフを務めた山内祐樹氏が就任し、関東の最新トレンドを富山に届けてくれます。
「leTruss」では、北陸地域におけるボルダリングの普及と選手育成を狙いとしており、全国から富山県への人の流入も促進する方針です。また、送電線建設業界へのクライマー勧誘も計画されており、地域と業界に貢献することを大きな目標としています。
ボルダリングジム「leTruss」の公式ウェブサイト(
こちら)からも最新情報をチェックできます。新しい交流の場として、多くのクライミング愛好者に利用されることが期待されています。
地域密着のこのジムがどのような影響を与えていくのか、今後の展開から目が離せません!