金融庁での金融モニタリング職員の募集について詳しく解説

金融庁が新たに募集する職員とは？

令和7年6月から勤務を開始する金融庁の金融モニタリング業務に従事する職員を募集中です。金融モニタリングとは、主にフィンテック業者に対してマネー・ローンダリングやテロ資金供与リスクの管理態勢を検査し、適正な運営が行われているかどうかをモニタリングする業務です。金融業界の急成長に伴う新たなリスクに対応するため、専門的な知識と経験が求められています。

募集要項の詳細

今回の募集では、職種は「金融モニタリング業務」に関する職員であり、主な業務内容は以下の通りです：

- 暗号資産交換業者、前払式支払手段発行者、資金移動業者、電子決済取引業者などに対するマネロン・テロ資金供与リスクの管理態勢の検査とモニタリング。
- フィンテック業者に対するシステムリスク管理態勢の検査とモニタリング。
- 新規登録申請業者の管理態勢の整備状況の審査。
- トラベルルール等新たな規制に基づく情報収集・分析、モニタリング基準の確立に向けた業務。

応募資格

応募するためには、上記職務内容を遂行するためのマネロン・テロ資金供与リスク及びシステムリスク管理に関する知識と経験が不可欠です。また、1名の募集で、一般職の任期付職員として常勤の国家公務員になる予定です。給与は任期付職員法および一般職の職員の給与に関する法律に準拠し、出張する際には出張旅費が支給される予定です。