イー・ガーディアンの新サービス発表
イー・ガーディアン株式会社は、2024年8月27日よりプラットフォーム事業者向けに新たなサービス「権利侵害・偽コンテンツ対処サポート」を開始することを発表しました。このサービスは、特にSNSや掲示板において増加する権利侵害や偽情報への迅速な対応を目指しています。
増加する権利侵害と偽情報
近年、インターネット上では他者の権利を侵害するような内容、特に誹謗中傷や虚偽の災害情報が急増しています。この状況において、政府は大規模プラットフォーム事業者に対して、透明性のある運用や迅速な削除対応を義務付ける法律を施行する方針を示しています。それに応える形でイー・ガーディアンは、特にプラットフォームの健全性を保つための対策強化が求められる中、こうした新サービスを開発しました。
対応の流れと特徴
「権利侵害・偽コンテンツ対処サポート」の主な機能は、ユーザーからの削除依頼を受けて、各プラットフォームで設定された削除基準に則りコンテンツをチェックするというものです。具体的には、以下のポイントが重視されます。
1.
誹謗中傷:対象の内容が他者を誹謗中傷していないか、精査します。
2.
虚偽情報:投稿された内容が事実に基づいたものであるかを確認します。
3.
なりすましアカウント:本物でないアカウントからの投稿かどうかを見極めます。
これらの判断を14日以内に行い、対応結果や理由を通知します。また、ユーザーからの問い合わせにも丁寧に対応し、信頼性の向上にも寄与します。さらに、自主的なコンテンツモデレーションを行う場合も、投稿監視や風評調査を通じてサポートしています。
24時間体制での専従サポート
イー・ガーディアンは、ネットパトロールや風評調査に精通した専門スタッフによる24時間365日の監視体制を構築しており、これにより権利侵害や偽コンテンツが拡散するのを防ぎ、利用者が安心してプラットフォームを利用できる環境を整えています。現代において、ネット上での安全・安心が求められる中、このサービスの重要性は増す一方です。
今後の展望
イー・ガーディアンは、「We Guard All」というミッションのもと、今後も専門性の高いサービスを展開し、人々の生活をより便利で豊かにするための努力を重ねていく方針です。新たにスタートしたこのサポートサービスが、ネットの健全性を保つための一助となることを期待されています。
企業情報について
イー・ガーディアンは1998年に設立され、現在は東証プライム市場に上場するネットセキュリティの専門企業です。国内外への拠点を持ち、さまざまな業界で提供されるセキュリティサービスの確立に取り組んでいます。 スタッフの専門的な知識と高度な技術に支えられたイー・ガーディアンのサービスは、今後もネットの安全性向上に貢献することでしょう。