Japaholicがインバウンドマーケティングを強化、タイ・韓国・英語圏向けに運営開始

台湾・香港メディア「Japaholic」の新たな展開

株式会社マイクロアドが運営する、台湾・香港女性向けメディア「Japaholic」が、さらなる需要拡大を受けて、タイや韓国、さらに英語圏でも運営を開始しました。この決定により、訪日観光客向けにインバウンドマーケティングサービスをより強化していく方針です。

Japaholicのコンセプトと既存サービス

「Japaholic」は、「Japan-holic（日本中毒者）を育てる」をテーマに、日本のショッピング、グルメ、ファッション、美容、エンタメといった情報を発信している台湾最大級の親日女性向けメディアです。これまでにも、台湾、香港、中国、インドネシアを中心に素晴らしいコンテンツを提供してきました。
その上で、タイ、韓国、フィリピン、米国といった国々に寄せられるニーズに応えるために、メディアの運営を広げていくことが決定されました。

新たな情報発信の展開

新しい運営体制では、各国版の「Japaholic」が、台湾版で紹介されている既存の情報も多言語で公開します。これにより、各地域のユーザーは自国語で日本の魅力を深く知ることができます。
具体的には、以下のようなURLでアクセス可能です：

これらのリンクを通じて、ユーザーは日本の最新情報や魅力的な観光案内を手に入れることができます。

訪日観光客の動向

2024年7月の訪日外国人旅行者数は約329万人に達し、過去最高を記録しています。この状況を背景に、Japaholicが提供する国々の観光客は全体の約71％を占め、コロナ前の2019年並みにまで回復しています。この傾向は、特にアジアを中心に多くの訪日観光客の再来を期待させるものです。

インバウンドマーケティングの強化

新たに展開する国々では、日系企業や地方自治体と協力し、タイアップ企画の実施や観光クーポンの提供を行います。また、地方自治体向けのマーケティングプロダクト「まちあげ」との連携によって、より効果的なインバウンドプロモーションも実施します。「まちあげ」は、地域の観光促進に親和性の高い層に特化した広告配信を行うサービスで、訪日外国人向けのプロモーション支援をも行います。

今後の展望

マイクロアド台湾は、アジア地域のマーケティングの知見をもとに、継続的に商品力の強化に努めていきます。今後は、訪日インバウンド需要が期待される各国においても、Japaholicを通じた新たな運営展開を進めていく計画です。

訪日観光客の増加を受け、Japaholicの役割がますます重要になることは間違いありません。今後もインバウンドマーケティングの進化に乞うご期待です。