海洋業界の未来を担う学生たちの新たな挑戦
2024年10月から2025年1月にかけて、東京都江戸川区に位置するTCA東京ECO動物海洋専門学校にて、株式会社Aqua Channelが学生たちとの合同企画を実施しました。この企画は、学生が実際の業界での課題解決に挑むことを目的としており、海洋業界の未来を担う人材育成の一環として位置づけられています。
合同企画の背景と目的
TCA東京ECO動物海洋専門学校では、産学連携の教育を推進するため、機会を提供する企業や施設からの課題を通じて学生が現場を体験する「企業プロジェクト」が行われています。この企業プロジェクトでは、さまざまな業界からの参加があり、過去にはスカパーJSATグループやJTBグループなどがその一環となってきました。
今回、Aqua Channelが参加したのは、海洋ワールドの「水族館プロデュース専攻」の3年次生による[広報発信力]の授業においてです。この授業では、学生たちが企業の課題解決に取り組むことで、実践的なスキルを養います。
Aqua Channelが提示した課題は、主に2つ。
1. 会社および事業の認知度向上
2. 水槽を活用したマーケティング支援サービス「MIJIKAfish」の店舗事業者数およびアクアリストスタッフ数の増加
これらの課題に対して、学生たちは自主的に解決策の立案から実行までを行いました。
取り組み内容と成果
学生たちは以下のような具体的な取り組みを実施し、企業の課題に貢献しました。
- - TikTok用の宣伝動画を6本制作
- - SNS運用に関する戦略提案
- - アクアリスト研修・アルバイト参加の枠組み作成
- - アクアリスト面接用のテスト問題大枠作成
これらの活動を通じて、学生たちは実践的な知識を深めるとともに、チームでの仕事の重要性も実感しました。
学生のコメント
このプロジェクトを経験した水族館プロデュース専攻の学生、芦田萌々子さんは、「チームでの仕事の重要さを学び、報告・連絡・相談の大切さも実感しました。企業様とのやり取りを通じて、連絡を交わす難しさや責任感の重要性を再認識し、これらの経験を今後の社会人生活に生かしたい」とコメントしています。
企業の視点
Aqua Channelの代表取締役、河口真弓氏は、「学生たちの自主的な取り組みに触れることで私自身も良い刺激を受けました。この経験を通じて、今後も様々な教育機関との関わりを持ち、アクア業界に何らかの形で還元していきたい」と話しました。
TCA東京ECO動物海洋専門学校について
TCA東京ECO動物海洋専門学校は、動物に関連する分野での専門教育を提供しており、幅広い専攻から学生が学んでいます。今回のプロジェクトは、学生にとって貴重な実践の場となり、将来のキャリアに大きく寄与するものとなったでしょう。公式サイトは
こちら。
最後に
この合同企画を通じて、学生たちが企業と連携し、実践的なスキルを獲得することの重要性が改めて浮き彫りになりました。今後のアクア業界における新たな可能性に、期待が高まります。