台湾で話題沸騰の絵本「私はネコが嫌いだ。」
この夏、多くの読者の心を捉えている絵本「私はネコが嫌いだ。」が、台湾で翻訳版として出版され、大きな話題を呼んでいます。この作品は、著者であるよこただいすけさんが描いたもので、15年間にわたる黒ネコと“ガンコ親父”の心温まる日常と別れを描いた感動の物語です。
息をのむほどの感動的なストーリー
物語は、黒ネコとその飼い主である“ガンコ親父”との関係を描き出します。最初は「私はネコが嫌いだ」と口癖のように言い続ける親父ですが、ネコとの日常を通じて少しずつ感情が変化していく様子がとても印象的です。ページをめくるたびにネコ好きの共感を呼ぶ場面や、ガンコ親父の心情が伝わる描写が、多くの読者に感動を与えています。
この絵本は、短い文章で構成されてはいるものの深い意味を持ち、子供から大人まで幅広い層に愛されています。「泣く」「家族のことを思い出す」「涙が止まらない」といった読者のコメントは、その感動の高さを物語っています。また、大手の絵本レビューサイト「絵本ナビ」でも大きく取り上げられ、多くの人に推薦されています。
台湾での熱狂的な反響
台湾での翻訳版の出版に伴い、SNS上での盛り上がりはすさまじいものがあります。特にInstagramでは、「『私はネコが嫌いだ。』を読んで泣かないチャレンジ」が話題になり、たちまち1万いいね!を獲得しました。ショップのスタッフや読者がこぞって自分の感情を吐露し、共感する様子が多くのコメントを生み出すなど、涙を流す姿が見受けられます。
さらに「絵本ナビフレンズ」からも、「親子で泣いた」「命について考えるきっかけになった」「オジサンとネコとの絆に涙しちゃう」などの感想が寄せられており、多くの人々にとってこの絵本は特別な意味を持つようです。
夏休みの心温まる一冊
この作品は、夏休みの読書感想文にぴったりです。「私はネコが嫌いだ」というタイトルですが、実際には愛情と別れの深いテーマを扱っています。ストーリーを通じて、家族の絆や大切なものを思い出させてくれる作品です。ネコが主人公ですが、深いメッセージは人間関係にも通じるものがあるでしょう。
この夏、ぜひ多くの人に手に取ってもらいたい一冊です。今後の展開にも期待が高まります。こたえられない感動を、あなたも体感してみてはいかがでしょうか。
書籍詳細
- - タイトル: 私はネコが嫌いだ。
- - 作・絵: よこただいすけ
- - 価格: 1,540円(税込)
- - 発売日: 2016年8月8日
- - ページ数: 32ページ
- - サイズ: 217×217×8(mm)
- - ISBN: 978-4-8069-1577-5
- - 発行元: 株式会社つちや書店
著者について
よこただいすけさんは1973年に東京都で生まれ、武蔵野美術大学を卒業後、アメリカに渡りArt Center College of Designを卒業。その後はグラフィックデザイナーとして活動し、今はイラストレーションを中心に活動しています。著書には「ニャンコどこいった?」などがあります。