ログリー株式会社が運営するインテントデータプラットフォーム「LOGLY Sphere」を利用した新たなサービス「lift Plus」では、購買行動ターゲティング機能の提供が始まりました。この新機能により、特にECサイトやオンライン予約の購買行動データを活用したターゲティングが可能になります。
「lift Plus」は2023年4月にリリースされて以来、Cookieレス環境での広告配信に特化した魅力的な広告ソリューションとして多くの企業に支持されてきました。今回の機能追加により、広告主は自社の製品やサービスや、その意図に基づいた購買行動データを選択し、相関性の高いターゲット層への広告を効果的に構成できるようになります。
ここでいう購買行動ターゲティングとは、実際に消費者がどのような商品の購入履歴や行動を持っているのかを分析し、そのデータを基に広告を配信する手法です。例えば、家計簿アプリを通じてECサイトでのショッピングデータを集約し、特定の商品の購入歴がある消費者をターゲットにして広告を出すことが可能です。この方法により、ターゲットとなる消費者の関心に合わせた広告内容が提供されるため、より高い効果が期待できます。
具体例を挙げると、注文住宅の資料請求を促進したい場合、「キャンプ用品の購入」や「住宅関連の書籍購入」といった関連性の高い商品を購入している消費者をターゲットとして選定することができます。これにより、資料請求につながる可能性の高い消費者に向けて、適切なアプローチができるようになります。さらに、広告配信後にはその結果をレポートにまとめ、実際にどのくらいの効果があったのかを可視化することも計画されています。
同社は、企業のニーズに合わせてLOGLY Sphereが保持する様々なデモグラフィックデータとの組み合わせを進め、更なる利便性の向上を目指しています。この取り組みは、広告主にとってより効果的なマーケティング施策の実施を後押しし、消費者への訴求力を高めるための重要な手段となるでしょう。
ログリーは、日本を代表するテクノロジー企業として自然言語処理や機械学習、データ解析技術を駆使し、マーケティングの革新を追求しています。特に「LOGLY lift」はネイティブ広告プラットフォームの先駆けとして多くの企業に利用されています。同社は今後も広告配信領域において新しい技術の開発やサービス向上に取り組む姿勢を示しています。
このように、ログリーの最新の取り組みは、デジタルマーケティングの新時代を切り開くものであり、多くの企業がその恩恵を受けることが期待されています。