競泳オリンピアンが教える「勝ち飯(R)」の秘密を体験

競泳オリンピアンが伝える「勝ち飯(R)」の重要性

2024年10月14日、東京都北区に位置する味の素ナショナルトレーニングセンター・ウエストで、競泳オリンピアンの松田丈志さんと入江陵介さんによる「勝ち飯(R)」教室が行われました。このイベントは、スポーツの日を記念した「スポーツ祭り2024」の一環で、スポーツを楽しむ子どもたちとその保護者、合計103名が参加しました。

この「勝ち飯(R)」教室では、選手たちが自身の経験をもとに、食事がパフォーマンスに与える影響や、どのように栄養を効果的に摂取するかについての貴重なノウハウを講義しました。また、福岡県や三重県志摩市など地方の会場からもオンラインで参加者が集まりました。

スポーツ祭りの意義

「スポーツ祭り」は、1964年の東京オリンピックを記念して制定された「スポーツの日」に合わせて行われています。目的は、国民がスポーツに親しみ、健康な心身を育むことです。2009年から始まったこのイベントでは、スポーツやレクリエーションの楽しさを広め、日常生活において自発的に運動を行う重要性を啓発することを目指しています。

勝ち飯(R)の教え

「勝ち飯(R)」のコンセプトは、「何を食べるか」ではなく「何のために食べるか」に重きを置き、目標達成のために必要な栄養素をバランスよく取り入れることです。松田さんは、実際に「5つの輪作戦」を通じて、主食、主菜、副菜、乳製品、汁物をバランスよく摂取する重要性を強調しました。特に、複数の食材を一つの料理に使うことが栄養素の効率的摂取につながると語ったのです。

入江さんは「汁物作戦」を紹介し、経歴から現在に至るまで、常に汁物から摂取することを心がけていると述べました。彼の言葉によれば、「うま味」の力で内臓の準備を整えることができ、具材を工夫することで目的に応じた栄養素を補うことが可能となるとのことです。

参加者からは「必要な栄養素を効率的に揃えるテクニックを学べて、とても勉強になった」との声が上がるなど、食事の重要性を再確認する素晴らしい機会となりました。

イベント概要

- 日時: 2024年10月14日（月・祝）12時45分～13時45分
- 場所: 味の素ナショナルトレーニングセンター・ウエスト
- 内容: 競泳オリンピアン松田丈志さん、入江陵介さんによる「勝ち飯(R)」教室からの栄養に関するレクチャー

登壇者プロフィール

- 松田丈志さん: 1984年生まれ。アテネ五輪から4大会連続で日本代表として出場し4枚のメダルを獲得。ジャーナリストとしての活動も行っています。
- 入江陵介さん: 1990年生まれ。北京オリンピックから4大会連続で日本代表として活躍し、ロンドンオリンピックでは銀メダル2つ、銅メダル1つを持ち帰るなど、数々の記録を打ち立てました。