羽田国際高校、新たな挑戦の幕開け
2023年6月29日、羽田国際高等学校では、男女共学として新たなスタートを切ることを記念した「キックオフミーティング」が開催されました。この日、約500名の中学生や保護者の参加を得て、盛大に行われました。校長の簡野裕一郎氏は、皆さんの来校を歓迎し、高校が掲げる「Think Globally, Act Locally(地球規模で考え、足もとから行動しよう)」という理念を紹介しました。昨年度の入試状況や新しく完成した校舎についても語られ、参加者たちは期待に胸を膨らませました。
このイベントでは、羽田国際高校の特色でもある「WINGSプログラム」が紹介され、その目的や具体的な取り組みについて説明がありました。探究担当の家田教諭が中心となり、本校オリジナルの授業「WINGS探究」や、アメリカ・コロラド大学との交流活動の様子など、多岐にわたる活動が報告されました。
さらに、生徒部主任で国際教育担当の矢野教諭からは、2年次全員参加の「北米研修」や中期留学プログラム、校内での英会話講座やレシテーションの取り組みについても言及されました。特に「ENGLISH LUNCH」では、生徒たちが英語を使ったコミュニケーションを楽しむ様子が紹介され、参加者からの興味を惹くことができました。
ミーティングの後半では、添田生徒部主任が学校生活や各種行事、部活動についての詳細な説明を行いました。動画を用いたプレゼンテーションで、受験生や保護者が学校生活を具体的にイメージできるよう工夫されています。
さらに、進路部長の兼子主幹は、本校の3つのコースの特徴やカリキュラムについて説明し、過去の進路指導の成功例を交えた具体的なサポート体制を紹介しました。
また、説明会終了後に設けられた質疑応答コーナーでは、多くの参加者からの質問が寄せられ、大変賑わいを見せました。在校生たちも「WINGSスタッフ」として、ボランティア活動を通じて参加し、初めてのデビューに少々緊張した様子ながらも、参加者からの好評を得て、彼らのやる気にもつながったようです。
夏の学校説明会に向けて
この夏、羽田国際高等学校ではさらなる機会を提供します。8月3日と22日には、学校説明・体験会が開催される予定で、新しい公立高校のプログラムやカリキュラム体験を通じて、参加者がより羽田国際高校に親しむことができる企画が用意されています。特に、幼児教育コースの実習や保育園見学などユニークなイベントが用意されていますので、お友達と一緒に参加することが奨励されています。
羽田国際高等学校は、未来のリーダーを育成するため、新たな挑戦を続けています。これからも、教育の質を高め、地域社会に貢献することを目指して努力していきます。