西東京バスに新しい落とし物管理システム「find」を導入！

西東京バスに「落とし物クラウドfind」が導入

東京都八王子市に本社を構える西東京バス株式会社が、株式会社findが提供する「落とし物クラウドfind」を2024年8月13日から導入します。これにより、お客さまはLINEを通じて24時間、忘れ物についてのお問い合わせが可能になります。東京都中央区に本社を置くfindは、京王電鉄との提携で始まったこのサービスを通じて、画期的なソリューションを提供しています。

導入の背景

この新しいシステムは、実際に京王電鉄が2023年5月に導入し、すでに多くのユーザーから好評を得ているものです。従来、電話でのお問い合わせには時間がかかり、特に傘などの類似品の確認にはさらなる時間が必要でしたが、LINEを利用することで、手軽さとスピード感を持った対応が可能になります。AI技術を利用した高速検索システムにより、ユーザーはストレスなく自身の落とし物を見つけることができます。

提供されるサービスの詳細

この「落とし物クラウドfind」では、西東京バスにお預かりした忘れ物を対象に、専用のLINEアカウントを通じて情報を取得できます。全日9:00から19:00の営業時間内は迅速な応対が行われ、19:00以降は自動応答による受付に切り替わります。この方法により、ユーザーが抱える「どこで落としたのか分からない」という不安を解消することを目指しています。

また、京王電鉄の「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」から生まれたこのサービスは、他の交通事業社への導入も視野に入れており、今後「どの施設に忘れたかわからない」という問い合わせにも応じられるようになる計画です。このような取り組みは、京王グループ内の事業統合を進めながら、さらなる利便性を提供するための大きな一歩です。

難しさとその解決策

技術の進化により、落とし物に対するストレスが少なくなることは、ユーザーの満足度も向上させることでしょう。「落とし物クラウドfind」は、単に遺失物を記録するだけでなく、返却率の向上や、業務の効率化を図ることを目指しています。これにより、ユーザーとのコミュニケーションが円滑になり、警察への連携も強化されるため、信頼関係も深まります。

このシステムは、鉄道会社や商業施設、テーマパークなど多くの人々が集まる場所で頻繁に発生する落とし物に迅速かつ効率的に対応し、安心して日常生活を送れる社会の実現を目指しています。今後、落とし物に関する課題を解決するための新たなステップを踏み出すことが期待されています。