JBCCが提供する新たなクラウドサービス『EcoOne』
ITサービス業界のリーダーであるJBCC株式会社は、12月1日から運用付きクラウドサービス『EcoOne』の新バージョンをスタートします。この刷新では、コスト最適化機能が強化され、主にAWSやMicrosoft Azureといったマルチクラウド環境での運用が一元的に把握できる環境を提供します。これにより、ユーザーは常に最適な構成とコストでクラウドを利用できるようになります。
コスト削減の実績と新たな機能
これまで、JBCCはマルチクラウドの運用状況を把握するためのレポートを提供し、600社を超える企業が平均して30%のコスト削減を実現しています。また、クラウド事業の売上はCAGR52%という高成長を達成しており、今後もさらなる成長が期待されます。新たな『EcoOne』では、推奨構成を判定するロジックが刷新され、総合的な構成判断が可能になりました。
具体的には、最適なリソース量を算出し、構成変更時の影響を事前に測定することで、顧客に最適な構成案を提示します。これにより、以前は専門SEの検証を必要としていた部分が大幅に簡素化され、迅速で柔軟な対応が可能となります。
異常支出の早期検知
新機能として異常支出検知機能も搭載されており、設定ミスや無許可の環境設定から発生する予期しないコストの増加を早期に発見し、無駄な支出を防ぎます。この機能は、特にマルウェア感染などのセキュリティリスクにも対応しており、企業のクラウド利用環境を守る強力なツールとなるでしょう。
日本アイ・ビー・エムとの協業
今回のサービス刷新には、日本アイ・ビー・エム株式会社の先進的な技術も反映されています。CloudabilityやTurbonomicの技術を活用することで、クラウド利用状況の可視化が進み、さらなるコスト削減が期待されます。また、今後はシステムエンジニアによるコンサルテーションサービスも計画されており、顧客へのさらなるサポートが強化されます。
オンラインセミナーの開催
12月12日には、マルチクラウド環境のコスト可視化をテーマにしたオンラインセミナーも予定されており、クラウドコストに悩む企業にとって非常に有益な情報を提供する場となります。興味がある方はぜひ参加して、最新のコスト最適化の手法を学んでみてください。
まとめ
JBCCの『EcoOne』は、企業のIT環境に合わせた最適なクラウド利用を実現するための強力なサポートを提供します。今後もサービスの向上を目指し、ユーザーのニーズに応え続ける姿勢を貫いていくでしょう。