上士幌町の無人ストア「かみしほろマルシェ」で新鮮野菜を販売開始

地元の食材を楽しめる「かみしほろマルシェ」

北海道上士幌町に新たに誕生したスマートストア「かみしほろマルシェ」。この無人運営のストアでは、地元の須田農場が育てた高品質な野菜が販売されています。須田農場は、兄弟の須田侑希さんと須田和雅さんが運営しており、その新鮮な野菜は名の知れたレストランでも使用されていることで有名です。

「かみしほろマルシェ」は、地元の人々や観光客が手軽に新鮮な地元野菜を購入できる場所として設立されました。地元の特産品を支持する場としても重要な役割を果たしています。野菜の他にも、お土産物や日用品なども取り扱い、観光産業との相乗効果を狙います。

スマートストアの便利さ

このストアは2023年4月にオープンし、朝6時から翌2時まで営業しているため、いつでも立ち寄ることができます。また、スマートフォン一つで入店から商品の選択、決済までをスムーズに行えるという点も魅力の一つです。これにより、レジでの待ち時間を気にすることなく、快適に買い物が楽しめます。

「かみしほろマルシェ」は、上士幌町内外の様々なお客様に利用してもらえるように、地域の特産物を大切にしながら商品を取り揃えています。地域の皆様の健康を支えるために、ぜひ利用してほしいと運営側は話しています。

地域おこし協力隊の取り組み

さらに、この店舗では地域おこし協力隊の開発した商品も常時販売しています。地域おこし協力隊は、多くの地域問題に直面しながら、その特技やスキルを活かして商品開発を行っています。しかし、販路の確保が難しい場合も多く、「かみしほろマルシェ」はその支援を目的としています。現在は十勝近隣の協力隊員の商品が揃っていますが、今後はより広い範囲へと販路を拡大する予定です。

地域おこし協力隊の活動をサポートしつつ、新しい価値観を発見できる場として、多くの人々に愛される店舗となることを目指しています。上士幌町の新しい小さなマーケットとして、地元の魅力を再発見できる貴重なポイントになるでしょう。