女性研究者によるアイディア発表の場、DEMO DAYが開催
2026年3月、若手女性研究者たちのビジネスアイディアが一堂に集まる発表会「WISER GAP FUND 2025 DEMO DAY」が、東京都中央区で開催される。このイベントは、女性研究者の起業活動やスタートアップ参加を支援することを目的としている。株式会社tayoが主導し、An-NahalやBeyond Next Ventures、GTIEの協力を受けて、女性研究者に特化した支援プログラム「WISER (Women In Science Excellence and Revolution)」を通じて実現した。
若手女性研究者が集まる理由
WISERは、総勢50名以上の女性研究者をコミュニティとして結集し、彼女たちの起業活動を促進するための支援を行っている。6か月にわたるGAPファンド支援は、各研究者に100万円から500万円の資金提供に加え、専門家によるメンタリングを実施。彼女たちは、自身の研究を事業化するプロセスに挑戦してきた。
成果発表会では、選ばれた10名の女性研究者が自らのビジネスアイディアについて発表する。医療、工学、物理、バイオマテリアルなど多様な分野からの研究が集まり、会場は一層の盛り上がりを見せるだろう。
参加予定の発表者
- コンクリート腐食検査の事業開発
- 点字学習デバイスの開発
- 褥瘡予防に向けたシステムの開発
- 難聴疾患予後予測アプリ
- リハビリロボット技術の開発
- オーダーメイド抗がん剤の開発
- 新規バイオマーカーの開発
- 栄養素の開発に関する研究
- 次世代バイオマテリアルの研究
- spectra-linkプロジェクト
このように多様な研究が発表されることで、聴衆はそれぞれのアイデアに触れ、議論を深める機会となる。
不平等を超えた挑戦の場
本DEMO DAYは、研究開発において男性比率が高くなりがちなシーンで、ダイバーシティを推進し、普段はマイノリティの立場にいる女性が主役となるイベントだ。株式会社tayoの執行役員である土井ゆりか氏は、女性研究者が自然に議論し、自身のアイディアを発表できる環境づくりの重要性を強調する。「これまでの起業イベントとは異なる雰囲気を作り出し、各自の挑戦が可視化されることで次のステップへの推進力を生む場にしたい」と語っている。
参加登録と今後の展望
発表会への参加希望者は、登録が必要だ。オンラインでの参加も可能で、多くの人々と意見を共有することができる。若手女性研究者へのオープンなコミュニティとして、今後も活用されることが期待される。
さらに、起業や産学連携に興味がある女性研究者の参加登録を受け付けており、より大規模なネットワークの形成が予定されている。興味のある方は期間内に登録して、次世代を担う女性研究者たちとの交流を楽しんでほしい。詳細と参加登録は、公式サイトでチェックできる。これからの時代を切り開いていく女性研究者たちの挑戦に、ぜひ注目していただきたい。