NejiLawとIHIインフラ建設が革新技術の研究契約を締結

新たな研究契約の締結

株式会社NejiLawは、このたび株式会社IHIインフラ建設との間で委託研究契約を結びました。この契約は、国土強靭化に向けた社会インフラ分野における革新技術の普及を目指しています。特に、防災・減災を考慮したインフラのスピード改修が主な目的です。

現在の社会的背景

1964年の東京オリンピック以降、インフラの整備は進んできましたが、その反面、寿命を迎えた建造物が増加しています。2020年の東京オリンピックにおいても、特に老朽化したインフラへの注目が集まる中、橋梁やトンネル、高速道路、ダム、上下水道など、様々な施設に関して早急な対策が求められています。

急速に進行するインフラの劣化に対して、国は「国土強靭化（ナショナルレジリエンス）政策」を強化し、多くの予算を確保しています。すでに、今後数十年間で必要とされる資金は200兆円に及ぶと見込まれており、この政策は日本が直面する大きな課題に挑むものです。

NejiLawの革新技術

NejiLawは、L/RネジやZaLoc、JicLoc、ShuLocなどといった高機能の接合部材をはじめ、研究・開発から生産、品質管理に至るまでの一貫した体制を持っています。その中で、独自の「Advanced Loc-King Technology」を駆使した革新技術を展開し、社会への貢献を目指しています。これにより、建設現場でのスピード課題を解決していくことが可能になり、その結果、インフラの強靭化が実現されると期待されています。