SOMPO美術館が開館50周年記念事業を開催
SOMPO美術館(東京都新宿区)は、1976年に開館し、2026年には開館50周年を迎えます。この大きな節目を記念して、約1年2か月にわたり、特別な事業「美術・新宿・ココロの再発見。」を行います。本事業は、50年の歴史を振り返るだけでなく、未来に向けた新たな一歩を踏み出すことを目的としています。
記念事業の内容
記念事業では、5つの特別展と地域連携の様々な企画、オリジナルグッズの展開を行います。これらを通じて、日頃のご支援に応える感謝を表すと同時に、美術に対する新たな視点を提供することを目指しています。
記念展覧会の詳しい内容
1.
モダンアートの街・新宿
開催期間: 2026年1月10日(土)~2月15日(日)
新宿を舞台に、日本近代美術の流れを振り返る展覧会です。
2.
ウジェーヌ・ブーダン展
開催期間: 2026年4月11日(土)~6月21日(日)
印象派を支えた巨匠の作品が約30年ぶりに日本に帰ってきます。
3.
山口華楊展(仮称)
開催期間: 2026年7月11日(土)~8月30日(日)
日本画界の重鎮の作品を通じて、その画業を深く探ります。
4.
生誕150年アルベール・マルケ展(仮称)
開催期間: 2026年9月22日(火)~12月13日(日)
フランス近代絵画の巨匠の回顧展が35年ぶりに開催されます。
5.
生誕130年 東郷青児展(仮称)
開催期間: 2027年1月9日(土)~2月21日(日)
美術館設立に尽力した東郷青児の作品を振り返ります。
特別コラボ商品と地域連携
記念事業の一環として、オリジナルグッズや新宿地区で人気の店舗とのコラボ商品を展開予定です。例えば、但馬屋珈琲店との共同企画で特製ドリップコーヒーや、ゴッホの名作をイメージしたてぬぐいなど、多様なアイテムが登場します。また、美術館内外で楽しめるイベントやキャンペーン情報も随時お知らせしていく予定です。
新ブランドロゴの発表
新たに開館50周年を迎えるにあたり、当館は心の自由を象徴する「超現実派の散歩」をモチーフにした記念ロゴを採用しました。このロゴは、今後の50年も美と自由を忘れずに歩んでいくという思いを込めています。
公式情報の更新
本記念事業に関する詳細は、以下の特設ページで随時更新されます。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
特設ページ
終わりに
SOMPO美術館は、多くの人々に本物の芸術と触れる機会を提供し続けてきました。50周年を迎えるこの機会に、地域とともに美術の楽しみ方を再発見し、未来の美術館像を描いていくことに力を入れています。これからも美術を通じたコミュニケーションや文化の発展に寄与していくことでしょう。