鹿児島県日置市のメタバース「ネオ日置」が新たなエリアをオープン
2025年11月27日に、鹿児島県日置市に位置するメタバース空間「ネオ日置」が、新たなエリアをオープンすることが決定しました。このプロジェクトは、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社が手掛けており、地域とクリエイターが共創する新しい交流の場を目指しています。
「ネオ日置」は、NTTコノキューが提供していたバーチャル空間プラットフォームのサービスが終了したことを受け、過疎地域の持続的発展支援交付金を活用してclusterに再構築された空間です。新エリアのオープンにあたり、日置市の豊かな歴史や文化をデジタルで継承し、クリエイターエコノミーを推進することを目的としています。
新エリアの魅力
地図空間
新たに整備された地図空間では、日置市の歴史を凝縮した名所マップワールドが展開されます。来場者を迎えるのは、日置市のシンボルである島津義弘公の騎馬像。歴史感じる空間の中には、訪れたい場所へと直接移動できるフロアマップも設置されており、利便性も向上しています。さらに、観光スポットや絶景ポイントも充実しており、遠くには美しい桜島を眺めることもできます。
また、地域のコミュニティ通貨「まちのコイン“とっぱ”」を体験することも可能です。さらには、クラウドファンディングへの寄付者のお名前が刻まれた銘板も、記念として設置されています。
祭空間
「ネオ日置」の祭空間では、常時楽しめるイベントが開催される予定で、訪問者は自由に空間を楽しむことができます。また、戦国島津の歴史に触れるコーナーや、ユニークな記念撮影が楽しめるスポットも用意されています。
メタバース制作コンテスト
現在、「ネオ日置ワールド制作コンテスト」が開催中で、日置市の魅力をメタバース上で表現する機会を提供しています。応募期間は2025年10月6日から2025年12月21日までで、優秀作品には賞金や豪華商品が贈られます。クリエイターたちは、日置市の文化をいかにクリエイティブに表現できるかを競い合っています。
アプリ「cluster」にアクセス
「ネオ日置」にアクセスするには、まずアプリ「cluster」をダウンロードする必要があります。スマートフォンやPC、VR機器から簡単にアクセスできるこのアプリは、メタバース空間の楽しさを提供し、多様なコンテンツとの接続を可能にします。
詳しい参加方法や新エリアの地図空間へは、clusterの公式サイトからアクセスできます。
最後に
「ネオ日置」の新たな取り組みは、日置市の地域発展だけでなく、クリエイターたちによる新しい文化の創造をも目指しています。2025年のオープンを楽しみにしながら、メタバースでどんな体験が待っているのか、ぜひ注目してみてください。地域とクリエイター、双方にとって新しい価値が生まれるこのプロジェクトに、期待が高まります。