海洋ごみが新たなファッションに生まれ変わる
千葉県市川市にある和洋女子大学にて、海洋ごみをテーマにした特別なプロジェクトが始動しました。このプロジェクトは千葉テレビ放送株式会社による提案で立ち上がったもので、海洋ごみの問題を一人ひとりが考え、意識を高めることを目指しています。これに関連し、学生たちが衣服をアップサイクルする活動を通じて、環境問題に対する理解を深めます。
プロジェクトの背景
プロジェクトの主な目的は、一般財団法人海と日本プロジェクト及び日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の認知度を高めることです。この活動の中心となるのは、和洋女子大学の学生による同好会「Find Value」です。彼らは不要となった衣類を活用し、新たな価値を創造することを目指しています。
8月に始まったこのプロジェクトでは、衣服のデザインコンセプトを学生たちが議論し、必要に応じて実際に訪問した海浜幕張でのごみ拾いによって現状を把握し、イメージを広げました。海洋ごみを利用した生地の製作には、有限会社ライオットオブカラーズが協力しています。さらに、ボタンの製作には合同会社BLOOPの支援を受け、学生たちが自ら手掛けました。
リサイクル素材使用のファッションショー
この努力の成果は、11月2日(土)と3日(日)に開催される里見祭にてお披露目されます。特に目を引くのが、海洋ごみをテーマにしたファッションショーです。このショーでは、学生たちが実際に製作した衣服を披露し、その意義を多くの人に伝えることを目的としています。
られているイベントの詳細
- - イベント名: 和洋女子大学第65回 里見祭
- - 開催日: 11月2日(土)・3日(日)
- - 場所: 和洋女子大学(千葉県市川市)
- - 時間:
- 11時~16時: 海洋ごみを利用した商品の販売@PORTRUNKS
- 12時30分~13時: スペシャルファッションショー
特別プログラム
- クリスマスリース作り@PORTRUNKS(有料)
- ペットボトルキャップでクリスマスオーナメント作り@BLOOP(有料)
- オリジナルネームホルダー作り
プロジェクトの意義
このプロジェクトは、国民が海洋ごみの影響を意識し、「これ以上、海にごみを出さない」ことを訴える活動として、CHANGE FOR THE BLUEの一環に位置付けられています。プロジェクト開始から約5年、海の豊かさを守るため、各個人の意識を変える取り組みが広がっています。
和洋女子大学は、この活動を通じて多くの人々に海洋ごみの問題を認識してもらい、解決に向けた行動を促すことを目指しています。詳細情報やイベントスケジュールについては、
里見祭の公式サイトをご覧ください。