海外コンプライアンス業務を支える新たなビジネスマッチングサイトが誕生

新たなプロジェクト「Compliance Matching」始動

東京都羽村市に本社を置く株式会社先読は、海外コンプライアンスに悩む事業者と、各種支援サービスを提供する事業者を結びつける新しい取り組み「Compliance Matching（コンプライアンス・マッチング）」を発表しました。このプロジェクトは、12月14日から2月3日までの間にクラウドファンディングを通じて資金を募集し、コンプライアンスへの課題解決を目指します。

コンプレックスな海外コンプライアンス業務

海外進出を目指す企業にとって、コンプライアンスの遵守は大きな課題です。特に、日本にいながら他国の法律を理解し、それに基づいた業務運営を行うことは容易ではありません。業務には、法令に対する情報収集や翻訳、関連する研究や調査、社内外への情報共有、戦略の検討、モニタリング等、多岐にわたる段階があります。こうした複雑な業務を支援するためには、多様な専門家や情報源が必要です。

さまざまな支援事業者の存在

日本国内外で、海外コンプライアンスに特化した支援を行う事業者が増えています。これには法律事務所に加え、法律関連の情報をデータベース提供する業者や、新しい情報を配信するニュースサービス事業者、具体的なアドバイスを行うコンサルティング企業などが含まれます。また、通訳や翻訳の専門家も幅広くサポートを行っているため、企業はこれらのサービスを活用することでリソースの有効活用が可能です。

適切な支援事業者との出会いを促進

しかし、コンプライアンスに関する悩みを抱える企業担当者は、適切な支援事業者と出会えているかわからないというのが現実です。相談する相手が本当にそのニーズに合った支援を提供する事業者であるか、サービスの質や価格が妥当であるかどうかを判断するのは難しいものです。特に中小企業にとっては、リソースが限られているため、適切な支援者と出会うことが課題となります。

「Compliance Matching」の目的

株式会社先読が提供する「Compliance Matching」では、海外コンプライアンスに関するさまざまな支援事業者が登録され、それに対して悩みを持つ企業がストレートにアプローチできる環境を整えます。このプラットフォームでは、企業担当者が自身の問題を匿名で提示し、そこに対して支援事業者からの提案を受けることが可能です。

この仕組みは、法律や規制が国によって異なるため、一つの窓口での情報提供だけではなく、多国籍な視点で多様なサービスが受けられるという特長を持ちます。また、支援事業者も自らの専門知識やサービスを広くアピールする機会が与えられ、適切な顧客との出会いを果たすことができます。

クラウドファンディングの概要

今回のクラウドファンディングを通じて、目標金額の120万円を設定しています。資金はこのマッチングサービスの開発と運営に充てられます。詳細は、こちらのリンクで確認できます。

メッセージ

株式会社先読では、「中小企業の海外進出を後押しし、元気づけたい」という情熱をもって、このプロジェクトを進めています。海外進出の新たな道を切り拓くこの仕組みが、多くの中小企業にとっての希望となることを願っています。また、一緒に取り組みをPRしたい事業者を募っていますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。