地域創発研究所の設立
2025-04-08 12:30:07

エーゼログループの新組織『地域創発研究所』発足、持続可能な社会の実現へ

エーゼログループの新たな挑戦



2025年4月、岡山県西粟倉村に本社を置く株式会社エーゼログループが、地域との共創による持続可能な社会の構築を目指し、「地域創発研究所」を設立しました。この新組織は、地域のニーズに応じた研究や実践を通じて、持続可能な未来の実現に向けたさまざまな取り組みを行います。

地域創発研究所の理念と目的



地域創発研究所は、地域と行政、大学、企業、市民など多様な主体が連携し、自律的に課題解決を図ることを目指しています。主な活動は以下の3つの柱に基づいています。

1. 知の統合と実装
複雑適応系(CAS)理論を用いて、地域が持つ「変化する力」を読み解き、実践的な解決策を導き出します。

2. 人材育成と共創支援
公共人材や起業家など、さまざまな担い手のスキルアップを図り、実践の場を提供します。

3. 政策形成と伴走支援
地域の声を反映させた制度設計や計画策定の支援を行います。

所長・松﨑光弘のプロフィール



この地域創発研究所の初代所長には、地域問題や人材育成のスペシャリストである松﨑光弘氏が就任しました。彼は長年にわたり地域・人材・共創の分野で活動してきた実践者で、特に官民連携や大学・自治体連携に力を入れてきました。彼の豊富な知識と経験は、地域創発研究所において大きな力となるでしょう。

松﨑氏は、神戸大学大学院で博士号を取得した後、大学教授や大型青少年施設館長などを歴任し、地域密着型の支援で全国的に高く評価されています。彼の活動は、文科省の「地(知)の拠点整備事業」や地域人づくりに関するプロジェクトなど、さまざまな場面で広がっています。

地域力創造アドバイザーとしての役割



松﨑氏はまた、総務省が設けた「地域力創造アドバイザー」としても登録されており、全国の自治体に対して専門的な支援を提供することが可能になりました。この支援には地域おこし協力隊や公共人材の育成支援、起業やローカルベンチャーの創出を促進する内容が含まれます。

地域創発研究所では、これらの取り組みを通じて、地域が抱える課題の解決を図り、未来に向けた夢の実現を共に進めることを目指しています。国の支援制度を効果的に活用し、質の高い政策支援とともに、自治体の様々な課題解決策を提供していく姿勢が表れています。

地域社会の実現に向けて



「誰もが主役になれる地域社会をどう実現するか」——この問いに対し、地域創発研究所は実践的な知見とネットワークを提供します。自治体は専門家派遣制度を活用することで、質の高い支援を受けることができるため、地域創発研究所の役割は今後も重要性を増していくでしょう。この新たな組織がどのように地域の問題解決に寄与していくのか、今後の活動から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社エーゼログループ
住所
岡山県英田郡西粟倉村影石461-1
電話番号
0868-75-3058

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