上智大学、スタートアップ支援事業に採択
2024-11-13 10:15:28

上智大学、東京都の「大学発スタートアップ創出支援事業」に採択~多様な知で「包摂のイノベーション」実現へ~

上智大学、東京都の「大学発スタートアップ創出支援事業」に採択~多様な知で「包摂のイノベーション」実現へ~



上智大学(東京都千代田区)が提案した企画が、2024年11月12日付で東京都のスタートアップ支援事業のひとつである「大学発スタートアップ創出支援事業タイプⅡ環境構築型」に採択されました。

同大学は、自然科学と人文社会科学の領域から多様な分野の研究者が集う都心のワンキャンパスを持つ強みと、豊富な海外ネットワークを活かし、グローバルな視野に基づく総合知で社会課題解決に取り組むスタートアップエコシステムの構築を目指しています。

「包摂のイノベーション」で持続可能な未来へ



上智大学は、「他者のために、他者とともに」の教育精神のもと、創立以来、世界の課題解決に資する研究・教育に取り組んできました。近年では、社会的に弱い立場に置かれた人々への支援を特に重視し、その精神を時代に即して発展させていく中で、本事業では、誰一人として取りこぼすことなく持続可能な未来を実現する「包摂のイノベーション」という観点から、大学の多様な知をスタートアップに活用する取り組みを開始します。

東京都の多様性社会が抱える課題解決に向けての提案や、少子高齢化に伴う課題を抱えた地域の活性化、更にはこれらと共通の課題を抱える海外を含むその他の地域の課題解決に貢献することを目指しています。

スタートアップ創出に向けた具体的な取り組み



本事業では、下記の取り組みを中心に、スタートアップ創出のための専門人材の配置や海外大学等のネットワークを活用した体制の構築をすすめ、共生、共創、共働のための「包摂のイノベーション」を実現するビジネス創出を目指します。

上智大学内のシーズと市場ニーズに関する調査・分析
学内シーズに適したスタートアップ創出に必要な組織体制の調査・設計
スタートアップ支援体制整備と専門人材の配置
有望シーズの事業化モデルの構築・分析
* 研究者等へのアントレプレナーシップ研修と有望シーズの事業化支援

東京都のスタートアップ支援事業について



本事業は東京都による公募事業で、大学発スタートアップ創出に向けた知見やノウハウを有するコーディネーターと東京都が連携し、新事業創出に向けた支援(タイプⅠ事業化促進型)や大学等のシーズを活用した起業・新事業創出を促進する学内の仕組みづくりや体制整備等に対する支援(タイプⅡ環境構築型)を採択された個別大学に対し実施するものです。令和6年度は9大学が採択されました。

上智大学は、本事業を通じて、大学が持つ知恵と資源を社会に還元し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。

会社情報

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上智学院
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