火災保険の業界課題に応える新サービス開始！アルティウスリンクの取組み

業界に対応する新サービスの登場

アルティウスリンク株式会社（本社：東京都渋谷区）は、2025年9月12日から保険業界の課題解決を目指す新サービス「保険代理店業務サポートサービス」の提供を開始します。このサービスは、同社が積み重ねてきた実績と保険業務の専門性を活かしたバックオフィス業務支援を行い、業界が抱える深刻な問題に立ち向かうものです。

火災保険2025年問題とは？

2015年に火災保険の契約期間が10年に短縮され、その結果、全国の保険代理店では2025年から多くの契約更新が集中すると予測されています。この「火災保険2025年問題」により、代理店では顧客の更新対応業務が急増し、人的リソースが不足していることが懸念されています。さらに、高齢化する保険募集人の退職や採用難も、業務品質の低下を引き起こしています。

また、金融庁の監督強化により業界全体に透明性が求められ、その対応が急務となっています。これらの背景を受けて、アルティウスリンクは「保険代理店業務サポートサービス」を開始する運びとなりました。

サポートサービスの内容

この新サービスでは、火災保険や自動車保険の更新手続き、契約内容の変更手続き、お客様からの問い合わせ対応などを専門スタッフが代行します。これにより、代理店側は専門的な業務に集中し、効率的な運営が可能になります。アルティウスリンクは、約50年にわたる保険業界の経験と高い専門性を基に構築されており、コンタクトセンターの運営を通じて培った顧客対応力も強みです。

サポート業務一例

- 火災保険の更新手続き
- 自動車保険の更新手続き
- 各種変更手続き
- 問い合わせ対応
- 保険契約の計上作業

将来的な展開計画

アルティウスリンクは、特に火災保険契約を多く扱う代理店を中心にサービスを提供し、バックオフィス業務の効率化を進めていく予定です。将来的には、生成AIなどの最新技術を活用したデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し、業界全体の業務効率を高めていく考えです。

企業理念について

アルティウスリンクは、KDDIと三井物産の共同出資による企業であり、コンタクトセンターやバックオフィス業務、ITソリューションなど多様なBPOサービスを提供しています。企業が競争力を高められるよう、先端技術を活用した新たな価値創造にも邁進しています。アルティウスリンクの使命は、「そのつながりを、もっと強く、美しく、面白く。」という理念を掲げ、人と企業、社会のつながりを豊かにすることです。

この新サービスによって、保険代理店が顧客との信頼関係を深め、安全な保険利用の環境を築くことを支援すると共に、業界全体の持続可能な発展に寄与することを目指しています。さらに詳しい情報は、サービスの公式サイトでご覧いただけます。