思いやりを育む新しい絵本の登場
2024年9月26日、株式会社Gakkenから新たに発売される『ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック』は、未就学児向けに心の成長を促すことを目的とした絵本です。この本の根底にあるテーマは、"思いやりの心"を育むことで、多くの保護者たちが子どもに身につけてほしいと考えている重要な価値観に基づいています。
保護者の意見を反映した内容
Gakkenは、未就学児向けの雑誌『ディズニープリンセス らぶ&きゅーと』で行ったアンケート調査を活かし、「お子さまに身につけてほしいこと」として、他人を思いやる心や自分で考える力、マナーや約束を守ること、自己肯定感の重要性を分析しました。この結果を基に、発達心理学の専門家である大日向雅美先生の監修のもと、ディズニープリンセスの物語を通じて子どもたちに幸せに生きるための4つの習慣を紹介する内容が構築されました。
幸せに生きる力を育む4つの柱
この絵本では、以下の4つの柱をもとに全52個のおやくそくが展開されます:
- - 生活習慣: 健やかに明るく過ごすための基礎。
- - 社会ルール・マナー: 周囲との関係を気持ちよく築くための知識。
- - 友人や家族とのかかわり: 思いやりを持って接するための方法。
- - 心の持ち方: 自分を大切にすることの重要さ。
たとえば、「自分からあいさつをする」「ありがとうを伝える」「正直でいる」といった具体的な行動が示され、さらに交通ルールや買い物マナー、好奇心やチャレンジ精神の重要性も盛り込まれています。性別を問わず、全ての子どもが楽しめる内容になっています。
お子さんと保護者が共に成長するための工夫
本書の特長の一つは、ディズニープリンセスのエピソードを通じて、子どもたちが「おやくそく」の内容を自然に理解できる工夫がされている点です。たとえば、「ジャスミンは自分のことを自分で考えて決める力を育んでいった」といった具体的な物語との繋がりが子どもたちの共感を呼びます。
また、各ページにはキャラクタークイズが設けられており、楽しみながらディズニープリンセスの世界に親しむことができます。そして、友だちとの関係や「ちがいをたいせつにする」という考え方も、具体的なメッセージを通じて丁寧に伝えられています。
家庭でのコミュニケーションを深めるためのツール
「おやくそく」は一つの正解ではなく、子どもたち自身が自分のペースで身につけていくものです。そのため、本書は一方的に教え込むのではなく、子どもたちが自ら自分に合った「おやくそく」を見つけられるような内容になっています。
商品情報
- - 商品名: 『ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック』
- - 監修: 恵泉女学園大学学長 大日向雅美
- - 定価: 1,650円(税込)
- - 発売日: 2024年9月26日
- - ページ数: 56ページ
- - サイズ: 186×196mm
- - 電子版: あり
- - ISBN: 978-4-05-206011-3
この絵本は、お子さんに思いやりや社会性を育む素晴らしい贈り物になることでしょう。関心を持たれる方は、ぜひチェックしてみてください。