港区立高松中学校に初のボルダリングウォールが登場！

港区立高松中学校に新たな挑戦、ボルダリングウォール

港区の高松中学校が新しい施設を導入しました。それは、区立の中学校としては初めて設置されたボルダリングウォールです。このボルダリング設備は、港区における子供たちの健康促進を目的として、全ての区立小学校や幼稚園に設置されているボルダリング設備の一環です。特に今回の施設は、これまでの他のボルダリング設備と比較しても最も高い4.5mを誇ります。

令和7年6月8日（日曜日）、完成記念式典が行われ、多くの来場者がこの歴史的な瞬間を祝いました。式典には、東京五輪での活躍が光るプロクライマー、野口啓代さんが特別ゲストとして参加。彼女はトークショーで、ボルダリングの楽しさや自身の経験を語り、子どもたちにもその魅力を伝えました。

式典では、野口さんがボルダリングのデモンストレーションを行い、その技術を披露する姿に、会場は分かちがたい熱気に包まれました。彼女の見事なパフォーマンスは、純粋にボルダリングを楽しむことの重要性を子どもたちに教える貴重な機会となりました。

さらに、式典には事前に応募してくれた区内の小中学生が参加し、実際にボルダリングウォールを体験しました。子どもたちは、楽しそうに自分の限界に挑む姿を見せ、特に難易度の高いコースに何度も挑戦する姿に周囲からの応援が飛び交いました。成功した瞬間には、会場から自然と拍手や歓声が上がり、達成感に溢れた表情が印象的でした。

この新しいボルダリングウォールは、特に子どもたちの体力向上を支援する施設として、今後の地域の活動に大きく貢献することが期待されています。港区は、子どもたちに多様な遊びの機会や体力向上の場を提供するため、ボルダリング設備を通して健康的な生活スタイルの重要性を広めていく方針です。

この取り組みからは、単に体を動かす楽しさだけでなく、目標設定やチームワーク、挑戦する心が育まれることでしょう。今後も、こうしたユニークで教育的な施設が他の学校にも広がり、将来的なスポーツ選手や健康な子どもたちの育成につながることを願っています。