華流の波を受けて日中映画文化を繋ぐ『Asian◆Diamonds』始動

華流の波を受けて『Asian◆Diamonds』が始動

近年、韓流ブームの影響を受け、多くの人々がアジアのエンターテインメントに引き寄せられています。特に中国の映画市場は急速に成長しており、日本の4倍にあたる9,650億円の興行収入を誇るほどの規模なっています。これを受けて、日中の映画文化をつなぐ新プロジェクト「Asian◆Diamonds」が始動しました。

中国映画市場の拡大

中国映画市場は、2017年時点で559億元（約9,650億円）を超える興行収入を記録し、日本市場の4倍にも達しました。今年（2023年）に入ってからも、中国映画の興行収入は急成長を遂げており、既に約7,500億円を超えている状況です。このペースでは、年末には1兆円を超える勢いです。ちなみに、2017年には北米映画の興行収入が約1.25兆円に達しており、中国はその後を追いかける形で成長しています。

Asian◆Diamondsの役割

そんな中で、まだ広く知られていない中国の質の高い映像作品に光を当て、自信を持ってアジア映画の素晴らしさを広めていこうとするのが「Asian◆Diamonds」です。このプロジェクトは、アジア全体を一つの文化圏として捉え、その中から新たなスターを生み出すことを目指しています。特に日本俳優が中国市場に進出し、両国の文化をつなぐ友好的なコンテンツを発信していくことに注力します。

文化をつなぐ友好的コンテンツ

「Asian◆Diamonds」の掲げるコンセプトは、アジアをひとつにすることです。異なる文化を持つ国々が共に協力しあい、新たな価値を創造することを目指します。日本における中国映画のプロモーションが進む中、上海国際映画祭では、このプロジェクトに関わる日中合同作品の主演キャストたちが、華やかなレッドカーペットを歩き、中国メディアに紹介される機会もありました。

会社概要

プロジェクトを推進するのは、東京都渋谷区に本社を置く「株式会社ユナイテッドスマイルズ」です。代表取締役社長の髙橋雅史氏を中心に、戦略立案や調査、ブランディング、プロモーションなど幅広い事業を展開しています。彼らは、アジア映画に対する深い理解と情熱を持って、文化交流の架け橋となることを目指しており、その取り組みは期待されています。

このように、「Asian◆Diamonds」は、アジア映画の新たな可能性を探る重要なプロジェクトであり、今後の展開から目が離せません。

会社情報