GMO GPUクラウド新機能
2025-11-10 11:27:14

GMOインターネットが新機能を追加したGPUクラウドサービスとは

GMOインターネットが「GMO GPUクラウド」に新機能追加



GMOインターネット株式会社が新たにプライベートコンテナレジストリ機能を「GMO GPUクラウド」に追加しました。この機能により、ユーザーはクローズドな環境内でコンテナイメージを保存しやすくなり、チーム全体の開発ワークフローが大幅に効率化されることが期待されています。

プライベートコンテナレジストリ機能の背景



これまで「GMO GPUクラウド」を利用するチームは、コンテナを共有するためにファイルを手動でやり取りしたり、外部のパブリックコンテナレジストリにアップロードする必要がありました。しかし、自社開発の資材を外部にアップロードすることは、特にコンプライアンスの観点から多くの企業にとって難しい課題でした。そこで、このようなニーズに応える形でプライベートコンテナレジストリ機能が導入されたのです。

用意されたプライベートコンテナレジストリを使えば、チームメンバー同士で安全にコンテナイメージを共有できるため、よりスムーズな開発が可能になります。加えて、すべてのお客様が50GBまで無料で利用できる点も魅力です。

プライベートコンテナレジストリの特長



新機能には、オープンソースのコンテナレジストリ「Harbor」が採用されています。この選択は、豊富な管理機能と高度なアクセス制御を提供し、セキュリティと柔軟性を両立させるものです。このようにして、お客様は独自開発したコンテナイメージを「GMO GPUクラウド」内に安全に保存し、管理することができます。

高性能GPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」



「GMO GPUクラウド」は、国内初となる「NVIDIA H200GPU」を搭載し、最新の「NVIDIA Spectrum-X」による高速ネットワークやストレージを組み合わせています。これにより、国内商用クラウドで最速の性能を誇っており、2024年11月の世界スーパーコンピュータランキングでは、世界37位、国内6位にランクインしました。この高性能により、大規模な言語モデルの学習やマルチモーダルAIの開発を行うには最適な環境を提供しています。

さらに、2025年内には次世代の「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を搭載したクラウドサービスも予定されています。これにより、GPUクラウドサービスとしての進化が続くことでしょう。

GMOインターネットの目指す未来



今後「GMO GPUクラウド」を中心に、AIインフラ戦略を進めるGMOインターネットは、AIやロボティクスの技術革新を後押しすることを目指しています。最新のAI計算基盤を提供することで、日本国内のAI産業の発展に寄与し、日本発のAIイノベーション創出に貢献していく予定です。企業や研究機関に最適なインフラ基盤を提供し、開発コストの削減や期間短縮にも注力しています。

これからの「GMO GPUクラウド」の進化と、その機能を活用する様々な企業の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
GMOインターネットグループ
住所
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555

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