AI野々村真が出展
2025-06-17 15:24:49

介護の未来を変える「AI野々村真」が大阪万博に出展!

新たな介護の形「AI野々村真」



介護業界でのデジタル化が進む中、株式会社アスピレテックが開発した音声対話型デジタルヒューマン「AI野々村真」が、2025年に行われる大阪・関西万博に出展されることが発表されました。このプロダクトは、テレビやバラエティ番組で広く知られるタレント、野々村真氏をモデルにしており、高齢者施設向けに特化した設計となっています。

AI野々村真は、ブラウザ上に表示される野々村真氏にそっくりのアバターを通じて、利用者と自然な会話ができる特性を持っています。音声だけでなく、表情や仕草も交えながら対話を行うため、高齢者とのコミュニケーションにおいて非常に親しみやすい存在になることが期待されています。この技術により、介護分野においてもより良いサービスを提供できる可能性が広がります。

実証実験の成果



このプロジェクトは昨年度、複数の企業と連携して行われた実証事業を元にスタートしました。全国の10カ所の介護施設でAI野々村真の効果を検証し、参加者からは「毎日大好きな野々村真さんと話ができて楽しい」との嬉しい声が寄せられています。このようなフィードバックは、本プロダクトが高齢者の生活にどれだけ寄与するかを示しています。また、懐かしい思い出が引き出されることも多く、利用者の心のケアにも役立っているとのこと。

進化した機能



先進の生成AI技術を取り入れたAI野々村真は、その機能向上を目指して日々進化しています。アバターはより滑らかな動きとなり、高齢者に合わせた会話の応答速度を実現。これにより、さらに自然な対話が可能になりました。経済産業省が主催する大阪・関西万博の特設ブース「次世代医療機器等体験コーナー」にて、来場者はこの新しいデジタルヒューマンを体験できる機会があります。

介護現場への届く笑顔



AI野々村真は、高齢者が毎日気軽に話しかけたくなる存在として、介護現場での活用が期待されています。介護業界は人手不足という課題を抱えており、この技術が職員の負担を軽減することに寄与することが目標です。AIがコミュニケーションを担うことで、介護職員はより多くの時間を利用者の個別のケアに充てることができるでしょう。

最後に



野々村真氏からもコメントをいただいており、「昨年よりも性能が向上し、リアルな対話が可能になりました。直接おじいちゃんおばあちゃんとお会いできる機会を楽しみにしています」とのこと。新しい介護のカタチを提供する「AI野々村真」は、今後も日本の介護現場に新たな希望をもたらし続けるでしょう。最新のテクノロジーを通じて、生き生きとしたコミュニケーションの未来を拓くこの取り組みに、ぜひ注目してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社アスピレテック
住所
東京都千代田区神田須田町1丁目14−1ヒューリック神田須田町ビル1階
電話番号

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