ミズノ株式会社が関西実業団対抗ゴルフ選手権で優勝
2018年6月2日、榊原温泉ゴルフ倶楽部にて行われた「第5回関西実業団対抗ゴルフ選手権」で、ミズノ株式会社(Aチーム)が235ストロークを記録し、見事団体戦の優勝を勝ち取りました。この大会には、関西圏のゴルフ企業から33チームが出場し、熱い戦いが繰り広げられました。
団体戦は、4人1チームで構成され、上位3人のスコアを合計して競う形式です。大会当日は晴天に恵まれ、グリーンコンディションも非常に良好でした。選手たちは緊張感漂う中、セミショットガンスタートで競技を開始しました。
特に注目すべき点は、すべてのカートに搭載された最新のコースナビゲーションシステムです。選手は自身のスコアをリアルタイムで確認できるため、順位変動に一喜一憂する姿が見受けられ、緊張感が増しました。優勝争いは混沌としており、ライバルチームのスコアにより順位が目まぐるしく入れ替わるシーンもあり、選手たちはストロークプレーの醍醐味を存分に味わいました。
しかし、高速グリーンの恐ろしさを痛感した選手たちは、スコアを伸ばすことに苦労する場面も見られました。特にグリーン上では、最初は軽快に動いていた手も、難易度の高いコンディションに直面するたびに止まってしまうこともあり、4パットを記録する選手も多かったのです。「グリーンを制する者がゴルフを制す」という言葉を実感させる展開になりました。
午後には、榊原温泉ゴルフ倶楽部特有の風が吹き始め、ショートホールでは風が変わりやすく、選手たちは戦略の見直しを余儀なくされました。集中力の低下が見え始める中、選手たちは互いに我慢比べの状態になりました。
最終的に、235ストロークで勝利を収めたミズノ株式会社(Aチーム)は、2位の三甲株式会社(240ストローク)、3位の株式会社イーパック(Aチーム、243ストローク)を抑えて栄華を手にしました。個人戦においては、同点の選手が4人出る展開となりましたが、年長者順の規定により後藤甲平選手(三甲株式会社)が優勝を果たしました。
この大会の上位10チームには、9月に岐阜県で行われる「実業団対抗ゴルフ選手権西日本決勝大会」の出場権が与えられ、関西地区代表としての活躍が期待されています。今後の展開に注目です。
大会概要
- - 大会名称: 第5回 関西実業団対抗ゴルフ選手権
- - 開催日時: 2018年6月2日(土)
- - 大会会場: 榊原温泉ゴルフ倶楽部
- - 競技方法: 18ホール・ストロークプレー(スクラッチ)
- - URL: 大会公式サイト
榊原温泉ゴルフ倶楽部
榊原温泉ゴルフ倶楽部は、三重県津市に位置し、「七栗の湯」という日本三名泉の一つを楽しめる温泉施設を完備しています。2018年春にはクラブハウスがフルリニューアルされ、ゴルフはもちろんのこと、宿泊や食事を通じて上質な体験を提供しています。詳細は
公式サイトをご覧ください。