イケアが贈る新たなクラフトコレクション「MÄVINN」
2024年9月5日、イケア・ジャパンは新コレクション「MÄVINN」(メーヴィン)を全国の店舗とオンラインストアにて発売します。スウェーデン発のホームファニッシングブランドであるイケアは、「より快適な毎日を、より多くの方々に」というビジョンを掲げています。この新たなコレクションは、伝統的なクラフトマーケットからインスピレーションを受けて作成され、多くの職人との協力によって生まれました。
「MÄVINN」コレクションは、バングラデシュ、インド、ヨルダンなどの社会的企業と連携して展開しています。これらの手織り、手編み、手刺繍で仕立てられたアイテムは、全て異なる表情と個性を持ちながら、色彩と繰り返される模様で一つの統一感が生まれています。世界各国のハンドメイド商品を通じて、職人たちの技術と才能が表現されています。
イケアは2012年から社会的企業との連携を強化しており、その取り組みは職人たちに長期的な雇用と収入の機会を提供することを目指しています。このコレクションの背後には、11カ国で11,000人以上の職人が働くという素晴らしい事実があります。デザイナーのPaulin Machadoは、実際に生産現場で職人たちと共に製品を作ることができた経験が特に心に残ったと述べています。
生産パートナーとして協働している企業には、インドのRangsutraやSPUN、バングラデシュのClassical Handmade Products、ヨルダンのJordan River Foundationなどがあります。これらの企業は女性の雇用創出や地域活性化を目指し、ハンドクラフトの技法を駆使して各種製品を生み出しています。
製品の詳細と魅力
「MÄVINN」コレクションには様々なアイテムがあり、各製品は独特な魅力を持っています。手刺繍で飾られたバスローブや、ハンドメイドのタッセルがあしらわれたブランケットなど、多様なデザインが揃っています。たとえば、猫の模様がアクセントのクッションカバーや、四つ葉のクローバーの刺繍が施されたチェック柄のカバーなど、どれもその手仕事による唯一無二の存在感を醸し出しています。
新コレクションの特徴は、全てのアイテムが手作りであり、それぞれ異なる表情を持ちつつも、共通のテーマによってまとまっている点です。クッションカバーやベッドカバー、バスケットなど、多様な商品を通して、あなただけの特別な空間を演出できます。
社会的企業との連携
持続可能な商品づくりは、個人や地域にとって重要な意味を持っています。Sumita Ghose(Rangsutraの創設者)は、イケアとの連携が女性たちに新たな仕事の機会を提供し、収入を得ることによって自分の人生に寄与できるようになったと語っています。彼女は、今後さらに多くの人々に対し仕事の機会を提供し、思いやりのある世界に向けて前進することを期望しています。
イケアの新しいコレクション「MÄVINN」は、リズミカルな模様やカラフルなデザインが特徴で、手織りや手刺繍によって作られた製品はどれも独自の個性を持っています。これらの商品で、自分だけの特別な空間を作り上げることができるでしょう。
終わりに、イケアが展開する「MÄVINN」はハンドメイドの魅力を最大限に引き出し、持続可能な未来を見据えた製品群です。この新たなコレクションを手に取ることによって、自宅のインテリアがより豊かになると共に、社会への貢献も感じることができます。