1000人が集結！女性の働き方・生き方フォーラムin横浜

1000人が熱狂！横浜で開かれた「女性の働き方・生き方フォーラム」

2023年7月17日、パシフィコ横浜会議センターにて、「女性の働き方・生き方フォーラム Raise Lifework 2023」が開催されました。1,000名を超える女性とその家族が参加し、大盛況のうちに幕を閉じました。

このフォーラムは、政府の「女性版骨太の方針」を背景に、ロールモデルとなる女性たちの生の声を聴き、参加者同士が語り合う場として企画されました。

世界で活躍する女性たちの講演

登壇者は、世界的な片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんと夫でTakumi Inc. founderプロデューサーの川原卓巳さんをはじめ、パナソニックホールディングス参与でジャズピアニストの小川理子さんなど、国内外で活躍する6名。それぞれの経験に基づいた講演は、参加者の心を深く揺さぶるものでした。

近藤さんは、「片づけ」を通して自身の環境を整えることの大切さ、そしてそれが働き方や生き方に大きく影響することを力説。川原さんは、近藤さんの「片づけ」が仕事になった経緯や、成功している人は特別な存在ではないというメッセージで会場を沸かせました。夫婦の軽妙なやりとりも、会場に温かい笑いを届けました。

小川理子さんは、音楽活動と企業活動の両立について自身の経験を踏まえ、熱く語りました。他の登壇者たちも、それぞれの分野での成功や葛藤、そして未来への展望を共有しました。

参加者同士の交流と熱気

講演以外にも、会場には参加者同士が交流できるブースが設置されました。同世代の女性たちが集まり、「これからの時代をどう生き、どう働くか」を真剣に語り合う姿が見られました。

参加者からは、「皆さんのお話を聞いて、私に何ができるか考えさせられました」「登壇者の皆様の“最初”の経験が、大きな勇気と希望になりました」といった感想が寄せられ、フォーラムが参加者の人生に大きな影響を与えたことが伺えます。

フォーラム開催の背景と主催者

このフォーラムを企画・主催したのは、株式会社アズルート代表取締役社長の中山ゆう子さん率いる「Raise Lifework実行委員会」。中山さんは、公務員時代から女性の働き方支援に関わっており、自身の経験からこのフォーラムを立ち上げました。

中山さんは、日本の女性の働き方を取り巻く現状について、「男女雇用機会均等法制定から半世紀経ちましたが、出産を機に仕事を辞める女性は依然として多い。男性の育休取得率も低いままです」と指摘。男女問わず、働き方や生き方に悩む人が多くいる現状を踏まえ、このフォーラムを開催した意義を説明しました。