ヒュンメルが手話シャツをリリース
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルが日本のプロサッカークラブ、ジェフユナイテッド市原・千葉とタッグを組み、聴覚障がい者支援のための手話シャツを発表しました。このシャツの販売は、2023年10月4日から開始され、千葉県のスタジアムやオフィシャルショップで入手可能となります。今回はその詳細についてお伝えします。
手話シャツのデザインと意図
ヒュンメルは「スポーツを通じて世界を変える」という理念のもと、人権やジェンダー、平和などをテーマに様々な活動を進めてきました。今回の手話シャツもその一環で、聴覚障がい者を支援するために特別にデザインされています。
このシャツには、デフスポーツで伝達の代わりに使われる「旗」がデザインに取り入れられています。スポーツの応援シーンでも使用されるフラッグは、チームとしての一体感や、共に戦う気持ちを象徴しています。「心の旗を振ろう」というテーマのもと、デザインが仕上げられています。
シャツの販売情報
手話シャツは税込8,800円で、サイズはM、L、O、XO、XO2とユニセックスで展開されます。有名な試合、明治安田J2リーグ第32節のV・ファーレン長崎戦の試合中に選手たちがウォーミングアップで着用する予定です。このイベントに合わせて、選手たちが試合後に着用したシャツのオークションも開催され、売上の一部は聴覚障がい者支援に役立てられます。
販売場所はジェフユナイテッド市原・千葉のオフィシャルショップ「12JEF」と、フクダ電子アリーナのスタジアムグッズ売店です。数量限定での販売なので、興味がある方は早めの購入をおすすめします。
地域と共に歩むジェフユナイテッド
ジェフユナイテッド市原・千葉は、地域に根ざしたクラブで、スポーツを通じて様々な人が一緒に楽しむ場を提供しています。聴覚障がい者を含む全ての人が共に輝ける社会を目指す取り組みの一環として、手話シャツプロジェクトに参加しています。この活動を通じて、スポーツによる生活の豊かさや、地域社会への貢献を目指しています。
ヒュンメルのブランド背景
ヒュンメルは1923年に設立された老舗スポーツブランドで、特にサッカー用品の開発においては革新をもたらしてきました。スタッド付きのフットボールブーツを初めて開発したことで、プレイヤーたちのプレーの質を向上させると共に、スポーツの楽しさを広めてきました。
今日では、ヒュンメルは「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT」というビジョンを掲げ、ブランドとしての責任を持ちながら様々な問題にチャレンジしています。
結論
ヒュンメルとジェフユナイテッド市原・千葉の手話シャツプロジェクトは、単なる商品販売に留まらず、社会的な意義も持つ重要な取り組みです。ぜひこのシャツを手に入れて、手話を通じた支援の大切さを共に楽しみましょう。
オフィシャルサイト
ヒュンメル公式サイト