topiaがLive2D配信機能を発表
株式会社アンビリアルが運営するバーチャル音楽ライブ配信プラットフォーム「topia」は、Live2D配信機能の導入を予定しています。この機能により、VTuberやVライバーは自分自身のイラストモデルを使って、リアルタイムでライブ配信や歌配信ができるようになります。これは、すでに活動している多くのVTuberにとって、大きなメリットとなることでしょう。
Live2Dの特徴とは?
Live2Dは、株式会社Live2Dが提供している技術で、平面のイラストにアニメーションを付加し、動きのあるキャラクターを制作するためのものです。これにより、ユーザーは従来の3Dアバターではなく、自身のオリジナルイラストモデルを使って配信できるようになり、より個性的な表現が可能になります。
配信技術も進化しており、Live2Dモデルを使用した場合でも、高画質かつ低遅延での配信が実現。視聴者はすでにダウンロードしたモデルを表示させるため、円滑な配信が行えます。また、配信中はカラオケ機能やリスナーからの歌唱リクエスト、ギフトの受け取りなど、さまざまな機能も利用でき、リスナーとのインタラクションがより楽しめる仕様になっています。
初期募集の開始
「topia」は、VTuberやVライバーとして活動することを希望する事務所の募集も開始しました。初期リリースの段階では、運営側の審査を通過することが必要とされます。具体的な募集に関しては、公式の問い合わせフォームを通じて受け付けています。
topiaの理念
この新機能のリリースにあたり、代表取締役の前原幸美氏は、topiaの名前が示す通り、ユーザーが理想の姿を追求できる環境を提供することが目的であると強調しました。バーチャル世界の中で、自分自身の可能性を追求し、理想の生き方ができる場所を提供することが、topiaの根底にある理念です。
今後は、Live2Dモデルだけでなく、オリジナルの3Dキャラクターやイラストモデルなど、様々なバーチャルな姿での配信ができるようにすることを目指しています。また会員向けには音楽活動もサポートするプラットフォームを作り、より多くの表現の場を提供していく予定です。
期待される未来
VTuberやVライバーは、これまで多くの壁に直面してきたこともありました。特に、人気が出るまでの道のりが厳しい環境を考慮すると、topはVライバーのための新しい場所を提供することにより、活動の幅を広げる大きな意味があります。
前原氏は「バーチャルの世界には無限の可能性が広がっている」と語り、ユーザーが自身を解放し、理想の形で表現できる環境づくりに励むことを誓いました。今後が非常に期待されるプロジェクトとなります。ぜひ、一度topのプラットフォームを体験してください。
モデルの協力
この取り組みには、さまざまなVTuberの協力も得ており、現在も活発に活動しているメンバーたちが魅力的なコンテンツの配信を行っています。特に、天満ニアや天咲ちきなどの人気VTuberが参加しており、コラボ企画なども今後予定されています。
「topia」は、歌や音楽を愛するすべての人を応援するプラットフォームとして、音楽ライブや多彩なイベントを実施していく予定です。
今後のαリリースに向けて、多くのユーザーの参加を期待しており、バーチャルな音楽体験を共に楽しむことができる環境が整いつつあります。