知財実務における生成AIの活用とパテント・インテグレーションの取り組み
パテント・インテグレーション株式会社は、東京都に本社を置く企業で、最近、知財実務に関連する生成AIの活用に関して特許を3件取得したことを発表しました。これにより、科学技術や知的財産の領域において革新的なソリューションを提供するという同社の姿勢が強調されています。
生成AIと特許取得の背景
この3件の特許は、特許分析や侵害予防調査、無効資料調査といった広範な知財業務の革新を目的としたものです。特に、生成AIを活用した知財実務の効率化を目指し、同社は黎明期から独自の研究を進め、実用的なアイデアの開発と製品化を進めてきました。
特許の詳細
1.
特許第7542812号:タグ付け、クリアランス、無効資料調査等に関する支援技術です。特許文書に関わる様々なタスクにおけるプロンプトの作成負担を軽減する技術が盛り込まれています。
2.
特許第7539094号:特許文書内の用語や単語を解説する高品質な用語解説・特許サマリ作成技術です。生成AIを駆使した文書解析の能力が強化されています。
3.
特許第7493195号:生成AIを活用して教師データを作成する技術です。この標準化されたデータを使うことで、分類や評価タスクが円滑に進められるようになります。
これらの技術によって、知財業務の効率が大幅に向上することが期待されています。
知財情報フェア&コンファレンスへの出展
パテント・インテグレーションは、2024年10月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される「知財情報フェア&コンファレンス」に出展します。このイベントでは、同社の革新的な技術とサービスが紹介されるほか、業界の専門家による無料セミナーも予定されています。
セミナーの詳細
- - 10月3日(木)14:00:知財・情報フェア 当社ブースにて、きのか特許事務所の室伏千恵子氏が登壇。
- - 10月4日(金)13:00:同様に、弁理士法人レクシード・テックの角渕由英氏が登壇。
- - 10月4日(金)14:55:パテント・インテグレーションの代表取締役CEO、大瀬佳之が出展者プレゼンテーションを行います。
※開催日時は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトやSNSで確認してください。
パテント・インテグレーション株式会社の理念
当社は、知財情報サービスを提供し、特許関連のプロセスを革新する企業です。代表取締役の大瀬佳之は弁理士だけでなく、AIエンジニアとしても活躍しており、生成AIの実装からサービス提供までを一貫して行うアプローチを採っています。
オンライン講座の提供
また、Udemyにて「特許の書き方講座」や「ChatGPT講座」といった実務者向けの講座も開催しています。これらの講座は知識向上に貢献するためのもので、特別割引クーポンも提供しているので、ぜひご活用ください。
今後の展望
パテント・インテグレーションは、生成AI技術のさらなる進化とその知財実務への応用を続けて行く方針です。また、知財革新を共に推進するパートナーや顧客を広く募集しています。この分野に興味のある企業には、お気軽にご連絡いただきたいと思います。詳細な問い合わせは、公式サイトのフォームをご利用ください。
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パテント・インテグレーション株式会社