「KANA」がタイでの流通倉庫を拡張し販売強化へ向けた新章を開始

タイにおける「KANA」ブランドの販路拡大

片山チエン株式会社は、タイ国内で展開する「KANA」ブランドのローラチェーンの販売強化に向けて、流通倉庫の増床を決定しました。これにより、2024年9月から新たに稼働を開始し、より多様な商品を提供することを目指しています。

増床の概要

新たな流通倉庫は、KATAYAMA CHAIN (THAILAND) Co., Ltd.の拠点に設置されるもので、倉庫の面積は従来の2倍に拡大されます。この増床により、西部地域や他国への安定した商品供給が可能となり、顧客への利便性が大きく向上することが期待されています。

KATAYAMA CHAIN (THAILAND) Co., Ltd.の設立背景

同社は2019年9月に設立され、タイ国内向けの商品供給と国際的な営業活動を推進することを目的としています。設立以来、効率的な物流と顧客ニーズに応える商品ラインアップを整え、着実に成長を続けてきました。

2022年には、「全品即納、1個から販売」というスローガンのもと、カタログ販売とバンコク市内への定期配送サービスを開始し、顧客の利便性をより一層高める施策を導入しました。

新たな設備投資

増床に伴い、ローラチェーンの最終組み立てやスプロケットの軸穴加工を行うための新たな設備も設置中です。これにより、商品供給のスピードと品質を一層高め、より多様なニーズに応える商品を提供することが可能となります。

片山チエン株式会社の使命

片山チエンは、「KANA」ブランドのエネルギー伝達商品を製造販売しており、全米で3万種類、300万点以上の商品を取り扱っています。彼らのビジョンは「安定供給を行い、お客様の満足と安心をお届けします」です。

この新たな流通倉庫の増床は、タイ市場におけるさらなる成長の一環であり、顧客の要望により迅速かつ効果的に応えられる体制を整備していくことで、業界内での競争力をさらに強化していく狙いがあります。