デジタルアートの新しい風を呼ぶ「DIGITAL SPRINGBOARD」始動!
港区に位置する虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」の研究開発チームである「TOKYO NODE LAB」とデジタルアート企業のNEORT株式会社が共に手を組み、デジタルアートを街のサイネージに展示する新プロジェクト「DIGITAL SPRINGBOARD」を立ち上げました。このプロジェクトは、街の往来を行く人々に新たな文化体験を提供することを目指しています。
プロジェクトの概要
「DIGITAL SPRINGBOARD」は、公募によって選ばれたデジタルアーティストによる作品を「TOKYO NODE」のサイネージで定期的に展示する取り組みです。第1回目のテーマは「PERFORMED IMAGE」であり、最大10点の作品が展示されます。この展示は、9月1日から9月14日までの期間、虎ノ門ヒルズステーションタワーのB2階にあるサイネージに掲示されます。将来的には、他のサイネージにも拡大される予定です。
背景と目的
「TOKYO NODE LAB」は、ARアプリ「TOKYO NODE Xplorer」やXRアプリ開発のための「TOKYO NODE XR HACKATHON」など、多彩なプロジェクトを展開しています。一方、NEORT株式会社は、WEBプラットフォーム「neort.io」や馬喰町のアートギャラリー「NEORT++」を通じて、デジタルアートの新しい流通方法を模索しています。この2社の連携により、デジタルアートの表現を促進し、都市空間への新たな視覚的インパクトを生み出すことを目指します。
デジタルアートと都市の関係性
本プロジェクトは、街を訪れる人々やオフィスワーカーのクリエイティビティを喚起することを狙いとしています。デジタルアートをサイネージで展開することで、街が活気づき、新たな文化的交流の場を生み出すことに寄与します。
「DIGITAL SPRINGBOARD」の展望
第1回目の公募が終了すると、続けて開催される回ごとに新たなテーマが設定され、参加アーティストや作品が徐々に増えていきます。今後のスケジュールや公募情報は、公式WEBサイトやSNSで随時発表される予定です。これにより、より多くのアーティストが街中で自らの作品を発表する機会を得られることになります。
都市のスマート化への支援
この取り組みは、東京都のスマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」からの支援も受けています。地域住民や来街者にとって、デジタル技術を活用した便利で豊かな都市体験の実現に向けた重要な一歩となります。
まとめ
「DIGITAL SPRINGBOARD」は、デジタルアートと都市という双方の新たな関係性を築くための挑戦です。芸術家たちの作品が街に映え、多くの人々にインスピレーションを与えることを期待しています。デジタルアートの新風を感じたい方は、ぜひこの機会に虎ノ門を訪れてみてはいかがでしょうか?未来の都市体験がここから始まります。