法人向けeラーニングでカスタマーハラスメントを学ぶ新シリーズ始動

新たなeラーニングで「カスタマーハラスメント」を深く理解

近年、サービス業における顧客からの過度な迷惑行為、すなわちカスタマーハラスメント（カスハラ）が社会問題化しています。このような問題に対処するため、リスクモンスター株式会社が提供しているサイバックスUniv.で、2025年3月19日より、法人向けにeラーニング「基礎から学ぶカスタマーハラスメント」シリーズが新たに提供されます。

カスハラの現状と背景

厚生労働省が行った調査によれば、過去3年間に顧客からの迷惑行為を受けた従業員は15%にも及びます。これにより、従業員のメンタルヘルスに悪影響を及ぼし、離職の要因にもなることから、企業にとってカスハラは非常に大きなリスクとなっています。また、東京都では「カスタマー・ハラスメントの防止に関する指針」が制定され、カスハラ対策を推進する政策が進められています。

そのため、企業は従業員の保護とリスク回避に向けた取り組みを強化する必要があります。こうしたニーズに応える形で、サイバックスUniv.は新しいeラーニングを導入し、従業員一人ひとりがカスハラへの理解を深め、適切な対応ができるよう教育していきます。

シリーズ構成とコース内容

新たに提供されるシリーズは、「一般社員編」「管理職編」「事例と対処編」の3つのコースから成り立っています。

1. 一般社員編

この編では、カスタマー対応を行う一般社員向けに、カスハラの基本的な理解とクレームとの違いを学びます。問題を個人的に捉え、適切な対策を身につけることで、チームや企業全体でのカスハラ対策を促進することを目的としています。（学習時間：1時間）

2. 管理職編

管理職全体を対象にしたこの編では、カスハラの重要性を理解し、適切な指導方法と対応を学ぶことが目的です。企業全体のカスハラ対策を推進するための意識を育てる内容になっています。（学習時間：1時間）

3. 事例と対処編

このコースでは、実際のクレームとカスハラの違いを見極めるスキルを養います。実践的な対応方法を身につけることで、職場での一貫した対応が可能になります。（学習時間：1時間）

サイバックスUniv.の提供内容

サイバックスUniv.は、月額66,000円（税込）というリーズナブルな価格で、約5,000種類のオンライン研修を提供しています。企業は自社のニーズに合ったコースを選び、随時受講することができます。カスハラに関する内容に限らず、他のハラスメントに関する研修も豊富に揃っています。

まとめ

カスタマーハラスメントは、企業にとって深刻なリスクとなるテーマです。当社が提供する新シリーズのeラーニングは、従業員一人ひとりがカスハラに関する理解を深めることで、企業全体のリスク回避に寄与することを目指しています。これからの時代、健全な企業経営には、従業員のメンタルヘルスを守る対策が不可欠です。サイバックスUniv.のコンテンツを利用して、企業としての体制を整えていきましょう。