ことでんバスが新たに定期券サービスを開始
ことでんバス株式会社は、2024年9月2日(月)から、スマホ乗車券アプリ「QUICK RIDE」を利用した定期券の取り扱いを開始することを発表しました。この導入により、ことでんバス全線でのモバイルチケット利用が可能となります。利用者は、係員にスマートフォンの画面を見せるだけで、簡単にバスに乗車できるようになります。これは、モバイルチケットの購入から利用までを非接触で行えるため、安心で便利な移動手段を提供するものです。
QUICK RIDEの特徴
「QUICK RIDE」はバスや鉄道の定期券・回数券などをスマホで手軽に購入・利用できるアプリです。これにより、利用者はチケット購入のために窓口に足を運ぶ必要がなくなり、事前にキャッシュレスで購入することができます。具体的には、乗車時に整理券を取得し、降車時にアプリで表示した定期券を乗務員に見せるだけです。これにより、スムーズかつ効率的にバスを利用できるようになります。
定期券の取扱いについて
定期券は2024年9月2日から販売が開始され、同日に利用も可能です。ただし、通学定期券については発行に数日を要する場合があります。支払い方法はアプリ内でのクレジットカード決済、またはPayPay決済が利用可能です。
対象路線は、ことでんバス全線ですが、一部特定の路線では取り扱いがないため注意が必要です。また、取り扱う定期券は通勤普通定期乗車券、通勤平日定期乗車券、通学定期乗車券に限られています。通学定期券を購入する際には、学生証や通学証明書のアップロードが求められます。
QUICK RIDEの導入意義
「QUICK RIDE」は、キャッシュレスな決済環境を提供するだけでなく、バス・鉄道事業者にとっても業務改善に寄与します。事業者は、専用のWEBポータルサイトを通じて、チケットの新規発行や販売内容の更新、売上実績の確認を簡単に行うことができるため、ペーパーレス化や窓口混雑の解消といった利点があります。また、利用者にとっても、いつでも・どこでもチケットを購入できる利便性が向上し、より快適な移動体験を提供します。
2020年からサービスを開始した「QUICK RIDE」は、すでに全国のバス・鉄道事業者30社以上にて採用されており、累計販売枚数は35万枚を超えています。これにより、ますます多くの方が快適に公共交通機関を利用できる日が近づいています。
まとめ
ことでんバスの「QUICK RIDE」は、利便性と安全を兼ね備えた新しいモバイルチケットの形を提案します。特に、定期券の取り扱いが開始されることで、通勤・通学の新たな選択肢が増えることでしょう。これまでのチケット購入の煩雑さを解消し、バス利用をさらに快適にしてくれることでしょう。
詳細はQUICK RIDEの
特設サイトまたは
製品詳細ページを参照ください。