JR西日本が新規事業創出を支援する社内コミュニティを開設

JR西日本、社内コミュニティを開設し新規事業を推進

西日本旅客鉄道株式会社（JR西日本）は、依然として進化し続ける企業文化の一環として、新たな社内コミュニティを立ち上げることを発表しました。この取り組みは、コミュニケーションプラットフォーム「Commune for Work」を基にしたもので、社員同士のつながり強化や新規事業への関心を高めることを目指しています。これにより、社内公募制度への応募者数の増加を狙います。

コミュニティ設立の背景

JR西日本は、「長期ビジョン2032」及び「中期経営計画2025」において、イノベーションを推進し、長期的なビジョンの実現を目指しています。これまで数年間、新規事業公募制度を継続して実施してきた同社ですが、さらに一歩踏み込むために、社内コミュニティの設立を決定しました。これにより、社員同士の交流を促進し、個々の意欲を引き出すことで、社内のイノベーションを加速させようとしています。

「Commune for Work」とは

「Commune for Work」は、社内SNSやポータル、社内報などの機能を統合したコミュニケーション変革プラットフォームです。このプラットフォームは、組織が抱えるさまざまな課題に応じて進化します。経営層から現場のスタッフまでのコミュニケーションを円滑にし、理念やビジョンの浸透、組織全体の一体感、そして風土改革を推進することで、組織のエンゲージメント向上と変革を支援します。

高田優哉CEOが率いるコミューン株式会社は、「あらゆる組織と人が融合する未来を創る」というビジョンを掲げています。このビジョンに基づき、同社は従業員と顧客の信頼を基盤にした「信頼起点経営」を提案し、各企業の成長を支援しています。

JR西日本の企業理念

JR西日本は「人、まち、社会のつながりを進化させ、心を動かす。未来を動かす。」という理念の下、各業界で高品質なサービスを提供しています。モビリティ業、流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業を含む多岐にわたる事業を展開し、地域活性化にも貢献しています。

安全で信頼できるサービスを通じて、地域社会に密着した豊かで便利なライフスタイルを提供し、持続可能で活力ある未来を目指すJR西日本。その新たな取り組みとしての社内コミュニティ設立は、今後のイノベーション創出の重要なステップとなることでしょう。社員のアイデアが生まれる場として、このコミュニティがどのように機能していくのか、その行方が期待されます。