エムスリーキャリアが防衛省に健康管理支援サービスを開始

エムスリーキャリア、健康管理支援の新たな一歩

エムスリーキャリア株式会社は、防衛省内部部局との契約を締結し、同省に勤務する職員に向けた新たな健康管理支援サービスを開始しました。この取り組みは、職員の健康および福祉を確保することを目的としており、オンラインを利用した医師との面談体制を構築するなど、医学的な見地からの支援を行います。

背景にある長時間労働の課題

国家公務員の長時間労働は依然として深刻な問題であり、防衛省内部部局でも同様の課題が見受けられます。これを受け、職場環境の改善が求められており、そのためにはメンタルヘルスや健康管理体制の充実が不可欠とされています。民間企業の例を参考にしながら、職員が安心して働ける環境づくりが重要です。

健康管理支援サービスの詳細

エムスリーキャリアは、以下のようなサービスを提供します：

- 面談サービス: 時間調整が可能なオンライン面談を通じて、労働者のリスクを早期に把握し、その低減を図ります。
- 休職者へのサポート: 専門の産業医や保健師がサポートにあたり、スムーズな職場復帰を目指します。
- 啓発活動: 保健師によるセミナーや管理監督者向けの研修を実施し、セルフケアの重要性を普及します。
- 組織改善の取り組み: 集計・分析結果をもとに、健康管理体制の改善に向けた施策を提案します。

利便性と特徴

この健康管理支援サービスは、エムスリーキャリアの特徴を最大限に活かしたものとなっています。依頼から原則3日以内に面談日を設定できるため、迅速な対応が可能です。また、平日夜間にも対応しているため、職員の業務状況に応じた柔軟なスケジュール設定が可能です。さらに、官公庁向けの実績を有する産業医の配置も予定されています。

代表取締役のコメント

エムスリーキャリアの代表取締役、沼倉敏樹氏は「国の安全保障を担う防衛省内部部局の職員の健康を支援することを非常に光栄に思います。私たちの産業保健サービスを通じて、健康管理体制を一層充実させていきたいと思います」とコメントしています。

エムスリーキャリアについて

エムスリーキャリアは、エムスリーグループに所属する東証プライム市場上場企業であり、医療従事者の成長をサポートすることをミッションとしています。日本最大級の医療従事者向けプラットフォーム「m3.com」では34万人以上の医師が登録しており、この基盤を利用して専門職と医療機関のマッチングを行っています。また、企業向けには産業医の紹介サービスも展開しています。このような取り組みにより、エムスリーキャリアは医療の質を高め、より良い社会の実現を目指しています。