新たなパートナーシップを築くキックオフイベント
2025年12月15日、一般社団法人丹波森林LSCが新たなキックオフイベントを開催します。開催地は、大阪の新しい都市拠点「グラングリーン大阪」。このイベントでは、森林資源の利用やCO₂削減、地域循環に関心のある企業に向けて、多くの情報が提供されます。参加は無料で、先着50名限定です。
イベントの目的
丹波森林LSCは、丹波地域における森林の整備や木材の流通、資源循環を推進するために設立された団体です。特に、兵庫県で進行中の「ウッドバレー」プロジェクトの一環として地域産材を有効に活用し、企業との共同プロジェクトやCO₂削減の定量化などに取り組んでいます。このイベントの主な目的は、企業と地域が集まることで「森林と企業の新しいパートナーシップ」を築くことです。
イベントの内容
1. 基調講演
三重大学准教授の渕上佑樹氏が、木材生産が地域経済に与える影響について講演を行います。このセッションでは、木材の活用がもたらすSDGsやESG、CSVの重要性について解説される予定です。
2. 循環プロジェクトの紹介
続いて、萩原珈琲株式会社が「コーヒー焙煎と森の循環」についてのプロジェクトを紹介します。丹波の炭を利用したコーヒー焙煎の実例や、使用済みの割り箸の燃料化など、地域資源と連携した新しい取り組みが spotlightされます。
3. 行政による政策紹介
兵庫県の木材利用促進施策の紹介も行われます。行政の視点から企業が活用できる制度や現在の方針が共有され、具体的な政策に関する理解が深まります。
4. 交流会
最後に参加者同士の交流会が予定されています。この場では、フラットなネットワーク作りが促進され、共創プロジェクトの相談も行いやすい環境が提供されます。
イベント情報
- - 名称: 一般社団法人丹波森林LSC キックオフイベント
- - 日時: 2025年12月15日(月)14:00〜16:30(13:30開場)
- - 会場: グラングリーン大阪 北館 JAM BASE 4階
- - 定員: 先着50名
- - 参加費: 無料
- - 対象: 国産木材の利用を考える企業や、CSR・CSV、SDGsに取り組む企業
- - 申込締切: 2025年12月12日(金)
このイベントには、私たちの未来に大きな影響を与えるチャンスが詰まっています。森林資源の利活用に関心のある方は、ぜひご参加を検討してみてください。
一般社団法人 丹波森林LSCについて
丹波森林LSCは、丹波地域の森林の整備や木材流通の適正化、企業連携による循環型社会の形成を目指す団体です。地域産材の活用促進、CO₂削減効果の計測や企業向け研修といった活動を展開しており、都市と森林間の「価値共創」をテーマに様々なプログラムを提供しています。
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