世界的に愛されるボードゲーム『ブロックス』が8月10日「ブロックスの日」に認定

世界的に人気のボードゲーム『ブロックス』が「ブロックスの日」を制定

米国マテル社の日本法人、マテル・インターナショナル株式会社が、8月10日を「ブロックスの日」とすることを正式に発表しました。この記念日は、一般社団法人日本記念日協会に申請され、正式に登録されました。『ブロックス』は、シンプルでありながら戦略的な要素が豊かなボードゲームとして、世界中で多くのファンに親しまれています。

記念日制定の背景と目的

今回の「ブロックスの日」の制定は、知育ゲームとしての『ブロックス』の魅力を広げ、多世代にわたるプレイヤーの交流を促進することを目的としています。特に夏休みに合わせて、全国の児童館100施設へ抽選で『ブロックス』が配布されるプロジェクトも始動しました。これにより、遊びながら学ぶことができる環境を提供し、教育的利点を生かすことを目指しています。

知育ゲームとしての『ブロックス』

『ブロックス』は、2003年に高IQ集団「MENSA」によって「メンサセレクトゲーム」として認定されました。ゲームの特性上、ルールが非常にシンプルであるため、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめます。さらに、ゲームを通じて論理的思考力やコミュニケーション能力、創造性を養うことができると言われています。

脳に与える効果の実証実験

2018年に行われた脳波調査によると、『ブロックス』で遊ぶことが前頭葉の血液量を増加させることが明らかになりました。このことから、ゲームが「先を読む力」や「コミュニケーション能力」を高め、集中力や社会性を司る脳の働きを活性化させる可能性があります。親子で一緒に楽しむことで、さらに効果が増すことが示されています。