アナザーアドレスが法人向け新サービス「AnotherADdress.biz」を提供開始

アナザーアドレスが法人向け新サービス「AnotherADdress.biz」を開始

大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress（アナザーアドレス）」は、2025年6月18日より法人向けの新しいサービス「AnotherADdress.biz」を始めることを発表しました。このサービスは、様々な業種や企業形態における装飾のニーズに応えることを目的としています。

新たなサービスの概要

「AnotherADdress.biz」は、業界初の法人向けファッションシェアリングサービスであり、装いに関する課題を解決するための手段として別れた4つの領域にフォーカスしています。具体的には、以下の4つの領域に分類されます。

1. ブランディング領域
アナウンサーや広報担当者など、人前に立つ機会の多い職業にとって、装いは第一印象や信頼感を左右する重要な要素です。「AnotherADdress.biz」では、TPOに応じた衣装をレンタルすることで企業の印象価値を向上させる手助けを行います。

2. スマートコスト領域
制作会社、スタイリスト事務所、イベント運営会社などでは、衣装の管理や保管に多くのコストがかかります。このサービスは、運営負担を軽減し、サステナブルな運営体制の構築をサポートします。

3. オケージョン領域
ゴルフ場やクルーズ船など、非日常的な体験を提供する業界では、装いがサービスの一部としての価値を持つことが増えています。「AnotherADdress.biz」は、現地での衣装の展示や配送を通じて、顧客体験の向上を図ります。

4. エンゲージメント領域
通勤やオフィスカジュアルに悩む従業員向けの福利厚生として、装いをサポートします。これにより、働きやすさを向上させ、従業員のモチベーションやエンゲージメントを高めることを目指します。

お客様の声から生まれたサービス

この法人向けサービスは、テレビ局や制作会社、ゴルフ場運営企業、さらにはスタイリストたちのフィードバックに基づいています。「特定のオケージョンに合わせた衣装を柔軟に用意したい」といった要望に応え、2023年からはお問い合わせ件数も増加しました。そして2024年には数社との実証実験を通じて要望を反映し、正式にサービスを開始する運びとなりました。

売上収益全体の1割を目指す

「AnotherADdress.biz」は法人事業を成長のエンジンと位置付けています。2026年2月期には全体売上に対して約10％の構成比を達成することを目指しており、法人のニーズの高まりに応じてサービスを拡充していく計画です。この法人向けサービスは中長期的には「アナザーアドレス」の売上の主要な柱としての成長を見据えています。

プランの特徴

この法人プラン「AnotherADdress.biz」には、従量課金制と定額課金制の2つのプランがあります。これにより、企業の運用スタイルやニーズに応じてプランを選択できます。

- 従量課金制プラン : レンタルした着数に応じて代金が変動。スポット的な利用に適しています。
- 定額課金制プラン : 月間のレンタル着数を予め設定し、一定額で利用できるプラン。複数名での安定的な利用を想定しています。

このように、「AnotherADdress.biz」は法人向けのニーズに応える柔軟なサービスを提供し、企業のブランディングやコスト削減、従業員のモチベーション向上に寄与します。これからのビジネスの新たな選択肢として注目されることでしょう。

詳しい情報やお問い合わせは、公式ウェブサイトをご覧ください： AnotherADdress