1,000万円プレイヤーの読書事情
2019-10-24 11:01:55
日本初のハイクラス人材プラットフォームが明かす年収1,000万円プレイヤーの読書事情
日本初のハイクラス人材プラットフォーム「iX」による読書事情調査
日本では、年収1,000万円以上のビジネスパーソンは僅か6%という中、ハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX(アイエックス)」は、これらの人々の読書事情についての詳細な調査を実施しました。読書の秋にちなんだ今回の調査は、年収1,000万円から1,100万円のビジネスパーソンと、平均年収である年収400万円から500万円のビジネスパーソンを対象に行われ、その結果が注目されています。
調査の結果
調査によると、年収1,000万円プレイヤーの約60%が毎月1冊以上の本を読む習慣を持っていることがわかりました。一方、平均年収層ではこの割合は55%に留まり、読書に対する熱意の違いが浮き彫りとなりました。このため、年収1,000万円の人々はそのキャリア形成の一環として読書を積極的に取り入れていることが示唆されています。
ジャンルの違い
また、読みたいジャンルについても大きな違いが見られました。ビジネス書をよく読むと回答した1,000万円プレイヤーの割合は26.6%で、平均年収層の8.5%を大きく上回りました。逆に漫画に関しては、1,000万円プレイヤーが2.3%なのに対し、平均年収層は20%に達し、傾向が逆転しました。このデータは、収入に応じて読む本の内容にどうしても差が出ることを示しています。
読書の場所
読書する場所に関しても興味深い結果が得られています。1,000万円プレイヤーは「公共交通機関」や「オフィス」で読書をすることが多いとされ、移動中や仕事の合間を利用して読書に充てることが一般的です。これに対し、平均年収層はそれに比べて自宅での読書が主流のようです。
統括編集長のコメント
iXの統括編集長である清水宏昭氏は、「1,000万円プレイヤーは自己成長に対する意識が高く、読書を通じて必要な知識を得る努力をしている」と分析しており、そのような人々の生活習慣が成果を生み出しているとの見解を示しています。特に、彼らは限られた時間の中で有効にスキマ時間を使っているという点が、彼らのビジネスでの成功に寄与しているとしています。
調査の詳細
調査は2019年8月に実施され、一都三県に住む合計800名を対象にインターネット方式で実施されました。30代から50代の年収1,000万円台の人々と、20代から40代の年収400万円台の人々が対象となりました。この調査によって、年収に応じた読書習慣の違いや、それに伴うキャリア形成に関する情報が得られました。
結論
この調査が示すように、年収1,000万円プレイヤーは読書を習慣化し、ビジネス書を中心にしっかりと自己成長に努めていることが明らかになりました。今後も「iX」はハイクラス人材がキャリアを戦略的に築くための情報を提供していく一方で、読書を通じた知識の吸収という重要な要素に注目し続けることでしょう。これにより、より多くの人々が自分のキャリアや人生を豊かにするヒントを得られることを期待します。
会社情報
- 会社名
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パーソルキャリア株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング27F
- 電話番号
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