ディスレクシア支援団体の20周年記念イベントが開催
認定NPO法人エッジ(東京都港区、会長:藤堂栄子)が、ディスレクシアの当事者による会「DX会」の設立20周年を記念して特別なイベントを開催します。日時は2023年8月23日、会場は障害保健福祉センター(ヒューマンぷらざ)、参加は無料です。このイベントは、ディスレクシアや発達障害に関心のあるすべての方々に向けて開かれるため、親子連れでの参加も大歓迎です。
ディスレクシアとは?
ディスレクシアは、学習障害(LD)の一種であり、文字の読み書きが難しいという特性を持っています。知能が平均的なレベルに達していても、特に読解や書き取り能力で困難を感じることがありますが、言語理解や発話には問題がないことが多いです。この障害は、通常見た目では判別できないため、周囲の理解が必要です。
NPO法人エッジの設立の背景
NPO法人エッジは、会長の藤堂栄子氏の長男、藤堂高直氏が15歳の時にイギリスに留学し、現地でディスレクシアと診断されたことをきっかけに、2001年に設立されました。高直氏は、「自分は支援を受けられたが、日本にはまだ大変な思いをしている子どもたちがいる」と実感し、母に求めたことでこの団体が誕生しました。
24年間の取り組み
設立以来、エッジはディスレクシア支援に関わる様々な政策提言や、学習支援員の養成、音声教科書の開発、教員や支援者向けのオンラインコースの提供、アセスメントを通じた支援を行ってきました。特に近年は、2ヵ月ごとにぶら散歩やオンライン会が実施され、参加者同士のコミュニケーションの場が設けられています。
20周年記念イベントの内容
この特別なイベントでは、ディスレクシアに関する多様なワークショップやトークセッションが予定されており、過去20年の成果や今後の展望についても議論されます。参加者は、ディスレクシアや発達障害に関心がある方々と交流し、貴重な情報を得る機会となるでしょう。
参加方法
事前の申し込みが必要です。以下のリンクからお申し込みいただけます:
参加申し込みフォーム
まとめ
ディスレクシアへの理解を深め、支援のネットワークを広げるこのイベントは、様々な立場の人たちが集う重要な場となります。多くの方々が参加し、共にこの特別な瞬間を祝えることを期待しています。