従業員の感謝を可視化する新たな試み
株式会社Polycomeが手掛ける「Sushi Bonus」は、ビジネスシーンでのコミュニケーションを活性化するためのサービスです。KADOKAWAにおいてこのサービスが導入され、従業員同士の「感謝」をポイントとして可視化することに成功しています。従業員エンゲージメントが高まり、社員同士の関係性も向上するこの新しい試みを詳しく見ていきましょう。
Sushi Bonusの仕組み
感謝を表現する新しい方法
Sushi Bonusでは、従業員が普段使っているビジネスチャットツール上で、寿司の絵文字(🍣)を使って感謝や称賛の気持ちを表現します。これにより、ポイントを獲得し、それをデジタルギフトと交換することができます。さらに、感謝の気持ちを手軽に伝えることができるため、従業員同士のコミュニケーションが円滑になります。
感謝を伝える文化の醸成
コロナ禍以降、リモートワークの普及によって、部門間の連携や心理的な障壁が生じています。そんな中で、Sushi Bonusはリモートでも気軽に感謝を送り合える手段を提供しました。このシステムは、簡単で気軽に感謝の気持ちを伝えることができるため、導入企業から高く評価されています。
KADOKAWAにおける活用
KADOKAWAでは、2024年10月から140名の従業員がSushi Bonusを試験的に導入しました。その結果、口コミにより2025年3月には利用者数が700名弱に達しました。利用者の90%以上がサービスに高評価を示し、一気に広がりを見せています。このように、Sushi BonusはKADOKAWAの多様な働き方にマッチし、効果を上げているのです。
新しい文化を育む背景
リモート環境下での課題
コロナ禍によって、企業内でのコミュニケーションが大きな課題となりました。リモートワークが進む中、部門間の壁が高くなり、情報の共有がスムーズでなくなることが多いです。さらに、ポジティブなフィードバックを伝える文化が根付いていないことも、従業員のモチベーション低下につながります。
Sushi Bonusの解決策
Sushi Bonusは、こうしたコミュニケーションの課題を解決するために開発されました。具体的には、心理的なハードルを低くするために、楽しい絵文字を使うことで感謝の表現を促進します。また、各企業の文化や価値観に合わせたカスタマイズが可能で、利用者にとって使いやすい環境を整えています。
導入効果と今後の展望
KADOKAWAの試験運用期間中、従業員からは「感謝を伝えることで職場の雰囲気が和やかになった」との声が多数寄せられました。また、「業務の進捗報告がスムーズになった」との意見もあり、コミュニケーションの円滑化に寄与しています。
今後も株式会社Polycomeは、KADOKAWAでの導入による効果や活用事例を積極的に発信し、他の企業に広げていく予定です。Sushi Bonusは、新しい感謝文化の醸成を目指して、企業内のつながりを更に強化していくことでしょう。
最後に、Sushi Bonusの詳細については公式サイトを訪れてみてください。
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