テレビ愛知、デジタルコンテンツ会社「一旗」に出資 - 浮世絵展などデジタルアート分野で連携強化

テレビ愛知株式会社は、デジタルクリエイティブカンパニーの株式会社一旗に出資したことを発表しました。第三者割当増資の引き受けにより、一旗の増資後の発行済み株数の4.9％を取得しました。

両社は、これまで最先端のデジタル技術を駆使したデジタルアート分野で連携し、2023年夏には「空間体感！動き出す浮世絵展NAGOYA」を共同で企画制作しました。このイベントは、世界的な浮世絵師の作品300点以上を3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングで立体的に表現した体感型デジタルミュージアムとして展開され、8万人を超える来場者を集めました。

さらに同年8月には、岡崎市で行われた「岡崎城下家康公夏まつり第75回花火大会」において、一旗が岡崎城天守閣のプロジェクションマッピングを手がけ、テレビ愛知が花火とプロジェクションマッピングとのコラボレーションを生中継番組で放送しました。

今回の出資により、両社はこれまで培ってきた連携をさらに強化し、革新的な映像表現を追求することで、斬新なデジタルアート空間を創出していく予定です。新たなコンテンツ開発にも積極的に取り組み、デジタルアート分野におけるさらなる発展を目指します。